映画ナタリー Power Push - 「3月のライオン」

神木隆之介×有村架純インタビュー ワイルドな姉に弟は心が痛む!? 2人が明かすプロ意識と役への思い

好きなシーンは3姉妹の「病院行こう!」(有村)

──ご自身の出演シーン以外では、お気に入りの場面はありますか?

「3月のライオン」より。

有村 私は、熱で寝込んでいる零の部屋にマスク姿の川本3姉妹が来て「病院行こうー!」って言う場面! すっごくかわいくて胸キュンしました。

神木 先に言われてしまった(笑)。僕は(香子が言う)「すべて将棋に奪われた!」です。あのセリフが香子のすべてを物語っているなという気がして。僕は強がっている香子しか見たことがなかったので、「この人も苦しんでいたんだ」とはっきりと感じたシーンで、彼女の叫びみたいなものが印象的でした。

──確かに、香子のこれまでにない一面が見えた場面ですよね。有村さんはどんな気持ちであのシーンの撮影に臨みましたか?

有村 これまでお父さんとあまり向き合わずに過ごしてきた香子が、初めて感情をぶつけた場面なんですよね。本当はもっと言いたいことはあっただろうけど、あの言葉に彼女の思いが集約されているんだろうなと思って演じました。彼女は、もっと親に愛情をかけてもらいたかったんですよね。でも親の関心は零に向いてしまって、寂しさからいろんな感情がこじれていったのかなと感じて。

有村さんに猟奇的な役をやってほしい!(神木)

神木隆之介

──では最後にお二人の今後についても聞かせてください。相手にこんな役を演じてほしい!という希望はありますか?

神木 猟奇的な役をやってほしいです!

有村 えー! それは怖いでしょ……。

神木 僕は猟奇的な役を何度かさせていただいたので……。

有村 知ってるよ!

神木 猟奇的な役って有村さんのイメージとまったく違うので、演じてほしいです。どんな顔をするのか見てみたい。

有村 怖いけど楽しそう。やりたい! 私は、壁ドンとかはやってほしくないけど、ラブストーリーは見てみたい。

左から神木隆之介、有村架純。

神木 今までは、何かメインの要素があって、そこに恋愛も入っている作品が多かったからね。恋愛を中心にした作品ということ?

有村 なんか……ヒューマンラブストーリー!

神木 温かい物語?

有村 ちょっと枷があるやつがいいな。まっすぐには進まないような……。

神木 難しい! やったことがないからな……。でも自分がどんな表情をするんだろうというのは興味深いです。

「3月のライオン」をお得に観よう! 神木隆之介からメッセージ

動画の掲載は終了しました。

※TOHOシネマズの各劇場で上映されている映像です。

auスマートパスとは?

多彩なお店で使える割引クーポンや無料引換券など、会員限定のサービス特典を豊富にご用意! 人気のアプリもたくさん使え、アルバムやセキュリティ機能なども充実。今なら新規加入者は月額情報料が30日間無料で試すことができる。
さらにデータ復旧サービスや月曜から日曜まで日替わりでお得な特典が提供される新サービス、auスマートパスプレミアムも登場!

auスマートパス・auスマートパスプレミアム・ビデオパス会員なら、お得に映画が観られる!

auマンデイ
  • 対象劇場を探す
  • クーポンはこちら
auシネマ割
  • 対象劇場を探す
  • クーポンはこちら

「3月のライオン」前編 3月18日 / 後編 4月22日より全国公開

「3月のライオン」
ストーリー

中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町に1人で暮らしている。孤独を抱えながら将棋を指し続けていた彼は、ある日近隣の街に住む川本3姉妹と出会い、ともに囲むにぎやかな食卓に自らの居場所を見出すように。そして零は、彼女たちの支えを胸に若手ナンバーワンを決める新人戦トーナメントへ飛び込んでいく。

スタッフ / キャスト

原作:羽海野チカ「3月のライオン」

監督:大友啓史

出演:神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ほか

神木隆之介(カミキリュウノスケ)

1993年5月19日、埼玉県生まれ。1999年「グッドニュース」でドラマデビュー。2005年に主演作「妖怪大戦争」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「11人もいる!」「サムライせんせい」などテレビドラマで活躍する一方、「劇場版 SPEC~天~」「桐島、部活やめるってよ」「るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編」「バクマン。」「太陽」「君の名は。」などに出演。8月4日には「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が公開される。

有村架純(アリムラカスミ)

1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。「阪急電車 片道15分の奇跡」で映画初出演を果たし、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公の母親の少女時代を演じブレイクする。その後「ストロボ・エッジ」「映画 ビリギャル」などに出演。2016年には「アイアムアヒーロー」「僕だけがいない街」「夏美のホタル」「何者」が公開された。4月3日よりヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」が放送されるほか、8月26日に「関ヶ原」、10月に「ナラタージュ」の封切りを控える。

  • スマートパス
  • スマートパスプレミアム
  • ビデオパス

2017年4月7日更新