アニー賞3冠に輝く「KUBO」吹替版主題歌を吉田兄弟が担当、ビートルズをカバー

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ストップモーションアニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」日本語吹替版の主題歌を、津軽三味線奏者である吉田兄弟が担当することがわかった。

吉田兄弟(左)と「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」ビジュアル(右)。

吉田兄弟(左)と「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」ビジュアル(右)。

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第44回アニー賞でキャラクターアニメーション賞など3冠に輝いた本作は、日本を舞台とする長編アニメーション。三味線の音色で折り紙に命を与え操る少年クボが、面倒見のいいサルや弓の名手であるクワガタの助けを得て、両親の敵を討つため旅に出る。「コララインとボタンの魔女」のスタジオライカが制作し、「トランスフォーマー」シリーズの新作「Bumblebee(原題)」でメガホンを取るトラヴィス・ナイトが監督を務めた。

クボが三味線を操る少年であることから、スタジオライカよりオファーを受けた吉田兄弟。スペインの劇場で本作を観たという彼らは「初めてこの映画のことを聞いたときは『遂に三味線を持った主人公が登場する映画が!』と、本当にとても嬉しかったです」と述べ、主題歌としてカバーしたビートルズの楽曲「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」について「以前から映画の楽曲作りにはとても興味があったので、楽しみながら演奏させてもらいました。本編とともに、より深く日本を感じていただければ嬉しいです」とコメントしている。

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」は、11月18日より東京・新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。なお本作は、10月25日から開催される第30回東京国際映画祭および11月2日より始まる第4回 新千歳空港国際アニメーション映画祭でも上映される。

吉田兄弟 コメント

日本語吹替版の主題歌を担当することについて

初めてこの映画のことを聞いたときは「遂に三味線を持った主人公が登場する映画が!」と、本当にとても嬉しかったです。僕らが三味線を始めた頃には考えもつかなかったことなので。そして映画を観て、日本の描写が素晴らしいことにも、とても感動しました。日本の良さは、日常のあちこちに隠されていると思うのですが、それをしっかりと描いてくれたスタジオライカのクリエーターの方々の日本への気持ちがとても嬉しかった。これから映画を観る方にも、自分の感じる日本の良さをそれぞれ見つけてもらえたらいいなと思います。見所はたくさんありますが、ラストのエンドロールで流れる僕らの曲にも是非ご注目ください。映画の力強さに負けないように弾いています!

「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」について

楽曲のアレンジも自分達でも意見を出して話し合って進めていきました。ビートルズのこの楽曲は、以前津軽三味線でカバーしたことがあり、津軽三味線に合う曲とわかっていたので、普段カバーは滅多にやらないけれど、この曲は安心して演奏出来ました。以前から映画の楽曲作りにはとても興味があったので、楽しみながら演奏させてもらいました。本編とともに、より深く日本を感じていただければ嬉しいです。

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