「猿の惑星」アンディ・サーキスがシーザーに変化する特別映像、監督のコメントも

「猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）」の特別映像がYouTubeで公開された。

このたび公開された映像には、アンディ・サーキスが主人公の猿シーザーになっていく様子を収録。シリーズを通してパフォーマンスキャプチャーによりシーザーを演じてきたサーキスを、監督のマット・リーヴスは「世界一のパフォーマンスキャプチャー俳優と称されているが、こんな馬鹿げた話はない。アンディは俳優として優れている。技術に取って代わられるのを恐れる俳優は多いが、パフォーマンスキャプチャーは演技ありきのものだから、俳優が活躍できる場なんだ。アンディは常に私を驚かせる。1人の観客となって、彼の演技に見入ってしまうんだ」と称賛している。

また、本作のVFXスーパーバイザーを務めたWETAデジタルのダン・レモンは「キャストの数が増えたため、スクリーンで観ているものを本物として受け入れてもらえるように、顔の表情でやれることを拡大しなければならなかった。そのためには技術だけでなく、技巧も改善する必要があった」とコメント。さらにレモンは「我々と本作が評価されたのはアンディ・サーキスのおかげ。アカデミー賞の審査員もこの映画を観て、彼の演技がどれだけ作品に影響を与えているかを評価してほしい」と述懐している。

「猿の惑星：聖戦記（グレート・ウォー）」は、10月13日より全国ロードショー。