下北沢映画祭全プログラム発表、今泉力哉による乃木坂46PV無料上映など

第九回下北沢映画祭の全プログラムが発表された。

10月7日から9日にかけて、東京・しもきた空間リバティ、下北沢トリウッド、近松（チカマツ）、HIBOU HIBOUの4会場で開催される同映画祭。5つのプログラムの内、「わたしとあなたの『ディスタンス』」とコンペティション部門の作品がすでに発表されていた。

今回「スクリーンで映画と出逢う世界～あなたが想う映画体験のこれから～」と題されたプログラムを新たに発表。閉館が決定したシネマテークに務める男を主人公にした「映画よ、さようなら」がスクリーンにかけられ、上映後には俳優・中島歩らのトークショーが実施される。

あわせて発表された「映画とラップの過去・現在・未来」ではアメリカのヒップホップドキュメンタリー「ワイルド・スタイル」の上映に加え、雲のすみかとmaco maretsのライブを開催。また「タナカカツキと“ととのう”会～アートを日常に翻訳する～」と銘打った企画ではタナカカツキの映像作品の上映およびタナカとひらのりょうによるトークショーが行われる。

加えて本映画祭では、コンペティション部門のゲスト審査員を務める今泉力哉が監督した乃木坂46の個人PVの無料上映も行われる。また9日のコンペティション部門授賞式前には、第二回下北沢映画祭で準グランプリを受賞した今泉の「最低」の特別上映も。チケットは現在公式サイトにて販売中。

第九回下北沢映画祭

2017年10月7日（土）～9日（月・祝）東京都 しもきた空間リバティ、下北沢トリウッド、近松（チカマツ）、HIBOU HIBOU

わたしとあなたの「ディスタンス」

2017年10月7日（土）東京都 下北沢トリウッド
開場 19:15 / 開映 19:30
＜登壇者＞
岡本まな / 柴田聡子 / 文月悠光
＜上映作品＞
「ディスタンス」
料金：1800円

スクリーンで映画と出逢う世界～あなたが想う映画体験のこれから～

2017年10月8日（日）東京都 近松（チカマツ）
開場 10:15 / 開映 10:30
＜登壇者＞
中島歩 / 有坂塁 / 竹中翔子
＜上映作品＞
「映画よ、さようなら」
料金：2000円
※別途1ドリンク

乃木坂46個人PV無料上映

2017年10月8日（日）東京都 近松（チカマツ）
開映 15:30 / 終映 17:00
＜登壇者＞
今泉力哉
＜上映作品＞
「水色の花」ほか
料金：無料
※申し込み制

映画とラップの過去・現在・未来

2017年10月8日（日）東京都 近松（チカマツ）
開場 18:45 / 開映 19:00
＜ライブ出演者＞
雲のすみか / maco marets
＜上映作品＞
「ワイルド・スタイル」
料金：2500円
※別途1ドリンク

タナカカツキと“ととのう”会～アートを日常に翻訳する～

2017年10月9日（月・祝）東京都 しもきた空間リバティ
開場 13:15 / 開映 13:30
＜登壇者＞
タナカカツキ / ひらのりょう
＜上映作品＞
「太郎園」ほか
料金：2000円

コンペティション授賞式+トークセッションほか

2017年10月9日（月・祝）東京都 しもきた空間リバティ
開演 17:00 / 終演 20:00
＜登壇者＞
今泉力哉 / 直井卓俊 / 大槻貴宏 / 轟夕起夫
＜特別上映作品＞
「最低」
料金：1000円

中島歩 コメント

先日映画館である作品を観ていたのですが、僕が声が出ちゃうくらい笑ってた隣で、女性客がすすり泣いてるという瞬間がありました。映画館は年齢も性別も職業もバラバラな人がスクリーンに向かって2時間くらい過ごすという、他にあまりない空間だと改めて感じました。多様な手段で映画を観られる今、映画館の魅力はどこにあるのか再発見できる時間になればと思います。是非お越しください。