神山健治「ひるね姫」引っさげ上海国際映画祭に参加、キャラクターに込めた思い語る

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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」が、現在中国にて開催中の第20回上海国際映画祭で上映され、6月18日に行われた舞台挨拶に監督の神山健治が登壇した。

「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の舞台挨拶で第20回上海国際映画祭に参加した神山健治。

「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」の舞台挨拶で第20回上海国際映画祭に参加した神山健治。

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同映画祭のパノラマ部門に出品された本作は、ごく普通の女子高生・森川ココネが、自身の過去につながる大きな事件に巻き込まれていく姿を描いた長編アニメーション。主人公ココネを高畑充希が演じ、その脇を満島真之介、古田新太、高橋英樹、江口洋介らが固めた。

第20回上海国際映画祭「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」舞台挨拶の様子。

第20回上海国際映画祭「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」舞台挨拶の様子。[拡大]

上映後には約150人の観客から自然と拍手が。観客との質疑応答にて、人工知能を重要なモチーフにした理由を聞かれた神山は「日本には世代格差、世代間の断絶がある。その象徴がテクノロジー。若い世代はソフト、上の世代はハードと分かれ、経済発展の障害になっているのではないかと思う。映画の中では象徴として人工知能が出てくる。主人公のココネは世代間をつなぐ存在」とキャラクターに込めた思いを明かした。

第20回上海国際映画祭「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」舞台挨拶の様子。

第20回上海国際映画祭「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」舞台挨拶の様子。[拡大]

舞台挨拶終了後、サインや写真撮影を求めて列を作った50人以上のファンの1人ひとりに、笑顔で応えた神山。なお本作は中国での配給が決定しており、劇場公開に向けて準備が進められている。

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(c)2017 ひるね姫製作委員会

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