「吹替王国」で江原正士特集、トム・ハンクスやビル・マーレイに声当てた3作品OA

特集放送「吹替王国 #9 声優：江原正士」が、CS映画専門チャンネルのムービープラスにて明日4月30日にオンエアされる。

「吹替王国」は、日本語吹替声優にスポットを当ててセレクトした洋画を連続放送する企画。今回はアニメ「NARUTO-ナルト-」シリーズのマイト・ガイ役などで知られる江原正士の特集が展開される。

ラインナップは江原がトム・ハンクスの吹替を担当した「グリーンマイル」をはじめとして、ビル・マーレイ出演の「ヴィンセントが教えてくれたこと」、ヴィン・ディーゼル主演作「トリプルX」の3作品。江原は「字幕も面白いですが、日本語で観ることでより身近に感じることもありますし、発見もたくさんあると思います」とコメントを寄せた。なお江原が特別に声を当てた番宣映像3種がYouTubeにて公開されている。

※動画は現在非公開です。

吹替王国 #9 声優：江原正士

ムービープラス 2017年4月30日（日）16:45～24:30
＜放送作品＞
「ヴィンセントが教えてくれたこと」
「トリプルX」
「グリーンマイル」
※すべて日本語吹替版
※「トリプルX」は地上波吹替版

江原正士 コメント

「グリーンマイル」の収録は大変だったのを覚えています。トム・ハンクスは非常に集中力のある役者さんなんですが、この作品は余計に集中力が必要でした。セリフを言う前にシーンの状況とか彼の気持ちを作って凝縮していかないと、あの画面にはじかれちゃうんですよね だからあの画の中に入り込むまで、かなりリハを重ねました。
ビル・マーレイは、結構おとぼけおじさん役が多かったんですが、「ヴィンセントが教えてくれたこと」は、日本語制作サイドからちょっと固めの芝居を要求されたので、僕がそれまでやっていたビル・マーレイのおとぼけおじさんとはちょっと違うニュアンスが出ているかもしれません。
字幕も面白いですが、日本語で観ることでより身近に感じることもありますし、発見もたくさんあると思います。僕の仲間が心血を注いで作っています。そういった作品に触れて「日本に生まれてよかったな」と実感していただけるとうれしいです。