瀬下寛之「BLAME!」がアヌシー国際アニメーション映画祭に出品

瀬下寛之が監督を務めた「BLAME!」が、現地時間6月12日から17日にかけてフランス・アヌシーで行われるアヌシー国際アニメーション映画祭2017に、特別上映作品として出品されることがわかった。

カンヌ国際映画祭から独立する形で1960年に設立された同映画祭。アニメーションに特化した映画祭としては、世界最大規模を誇っている。「BLAME!」は現地時間6月16日20時30分より上映される予定だ。

また同映画祭のアートディレクターであり、本作を特別上映作品に選出したマルセル・ジャンのコメントが到着。彼は「アヌシー国際アニメーション映画祭2017にて『BLAME!』を大規模上映できることを大変光栄に思っています。近年観た中では間違いなく、最高の長編SFアニメーション作品です。物語の持つ強さに、私は冒頭から引き込まれてしまいました。これは長く愛される作品になるでしょう！」と述べている。

弐瓶勉のマンガを原作とする「BLAME!」は、無限に増殖を続ける巨大な階層都市を舞台に、探索者・霧亥の孤独で危険な旅路を描いた作品。櫻井孝宏が霧亥に声を当て、花澤香菜、雨宮天、宮野真守、島崎信長、梶裕貴、早見沙織らがキャストに名を連ねている。5月20日から全国にて2週間限定で上映され、同日よりNetflixにて配信がスタートする。

※島崎信長の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記