キタキツネの親子や8万羽のマガンなど、北海道の生き物捉えたドキュメンタリー公開

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津川雅彦がナレーションを務めたネイチャードキュメンタリー「生きとし生けるもの」の公開が決定。YouTubeにて予告編が公開された。

「生きとし生けるもの」

「生きとし生けるもの」

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「生きとし生けるもの」ポスタービジュアル

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本作は、北海道を舞台にさまざまな生き物の世界を捉えたネイチャードキュメンタリー。「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」で動物撮影を担当し、北海道・旭山動物園のポスターも手がけるカメラマンの今津秀邦が、5年の歳月をかけて撮影した。監修を元旭山動物園の園長・小菅正夫が担当している。

「生きとし生けるもの」

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予告編では、一斉にねぐらを飛び立つ8万羽のマガンの群れ、エゾヒグマが待ち構える川を遡上するシロザケ、キタキツネの親子がじゃれる姿などが映し出されていく。今津は「この映画は動物たちを紹介するのが目的ではありません。北海道の自然やそこに生きる様々な姿、能力を借りて、あなたは、あなたでしかないことを表現しました」とコメントを寄せた。

「生きとし生けるもの」は、6月3日から東京・角川シネマ新宿、北海道・ユナイテッドシネマ札幌、シネプレックス旭川ほかにて全国順次公開。

今津秀邦 コメント

私は私。あなたは、あなたでしかありません。この世界に必要だから生まれました。
野生動物と表現される生き物たち、根をはって命を全うする植物、
空気、光……。
存在する全てものが必要であり、お互いに必要としています。
時には邪魔になったり、敵や味方と感じる時がありますが、
今生きているのは全ての営みがあってのことです。
特に野生動物は全ての状況を受け入れ、持って生まれた能力を最大限に生かして命を全うします。
誰がどうこうではなく、ただ今を生き抜いています。
この映画は動物たちを紹介するのが目的ではありません。
北海道の自然やそこに生きる様々な姿、能力を借りて、あなたは、あなたでしかないことを表現しました。
映画を観終わった後、新たな価値観を感じていただければ幸いです。
誰もが、一度限りの永遠だということを。

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(c)ONE DREAM PICTURES

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なぎみ @nagimigina

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