河瀬直美×永瀬正敏「光」カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品

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現地時間5月17日から28日にかけて行われる第70回カンヌ国際映画祭の選出作品が発表され、河瀬直美監督作「」がコンペティション部門に出品されることがわかった。

「光」

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本作は、視覚障害者の映画観賞用音声ガイドを制作する美佐子と、視力を失いゆくカメラマン・雅哉が惹かれ合っていくさまを描いたラブストーリー。雅哉を永瀬正敏、美佐子を水崎綾女が演じるほか、神野三鈴白川和子藤竜也がキャストに並ぶ。

出品決定に際して永瀬は「河瀬直美監督の思い、沢山の方々の思いが詰まったこの作品を、世界の皆さんに観て頂ける事が何より嬉しいです」、水崎は「カンヌ国際映画祭なんて、自分とは別の世界だと思っていたので今回のノミネートに驚愕しております」とコメント。河瀬は「『光』をこの世界に誕生させた、スタッフ、俳優のみんな、みんな、みんな、と、カンヌでの瞬間を分かち合えること、いま、とてもうれしい」と喜びの声を寄せている。

「光」は、東京・新宿バルト9ほか全国で5月27日よりロードショー。

永瀬正敏 コメント

撮影でお世話になった視覚障碍者の皆さんに心から感謝しています。また世界中で作られている数々の作品の中から「光」を選んで頂けた事、本当に感謝しています。河瀬直美監督の思い、沢山の方々の思いが詰まったこの作品を、世界の皆さんに観て頂ける事が何より嬉しいです。

水崎綾女 コメント

カンヌ国際映画祭なんて、自分とは別の世界だと思っていたので今回のノミネートに驚愕しております。映画祭自体も初めてなのですが、世界各国から来られるたくさんの方にこの作品を観ていただける事がとてもうれしく思います。

藤竜也 コメント

直美さん、貴女の「光」に僕の魂がゆすられました。
ゆすられた僕の魂が、喜びの涙を流しました。
彼方にある「光」が私たちに希望を与えてくれるという意識を共有出来ました。

河瀬直美 コメント

映画は、「光」です。
映画は、「魂」です。
映画に魂を捧げたものとして、
この映画「光」をこの世界に誕生させた、スタッフ、俳優のみんな、みんな、みんな、
と、カンヌでの瞬間を分かち合えること、いま、とてもうれしい。

50回目のカンヌで初めて訪れた場所……あれから20年の節目に
またあそこに立てる歓びをかみしめています。
ありがとう。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

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(c)2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

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