3回忌迎える原節子の特集上映を10回に分け開催、「青い山脈」など20本

「三回忌・原節子」と題された特集上映が、東京・三鷹市芸術文化センター 星のホールにて2017年5月から2018年3月に10回に分けて実施される。

これは、戦前戦後に銀幕のトップスターとして活躍し、2015年9月に95歳で死去した原の代表作を2本立てで計20本上映するもの。初回の5月13日には、山中貞雄が監督を務めた時代劇「河内山宗俊」と、ヴィクトル・ユゴーの小説「レ・ミゼラブル」の舞台を西南戦争時代の日本に置き換えた「巨人伝」を上映。6月以降は黒澤明監督作「わが青春に悔なし」「白痴」、大ヒットを記録した「青い山脈」、「東京物語」「晩春」などの小津安二郎作品や「めし」をはじめとする成瀬巳喜男監督作がスクリーンにかけられる。

三回忌・原節子

東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
開映：昼の部 11:00 / 夜の部 16:00
料金：一般 1000円 / 会員 900円 / 学生 800円
※各回2本立て、昼夜入替制

第1回

2017年5月13日（土）
＜上映作品＞
「河内山宗俊」
「巨人伝」

第2回

2017年6月10日（土）
＜上映作品＞
「母の曲（総集篇）」
「わが青春に悔なし」

第3回

2017年7月22日（土）
＜上映作品＞
「安城家の舞踏会」
「晩春」

第4回

2017年9月23日（土・祝）
＜上映作品＞
「青い山脈」
「続・青い山脈」

第5回

2017年10月14日（土）
＜上映作品＞
「誘惑」
「白痴」

第6回

2017年11月18日（土）
＜上映作品＞
「お嬢さん乾杯！」
「麥秋」

第7回

2017年12月16日（土）
＜上映作品＞
「東京の恋人」
「めし」

第8回

2018年1月27日（土）
＜上映作品＞
「驟雨」
「東京物語」

第9回

2018年2月17日（土）
＜上映作品＞
「女であること」
「智恵子抄」

第10回

2018年3月10日（土）
＜上映作品＞
「娘・妻・母」
「秋日和」