「ルーム」「冷たい熱帯魚」などの題材追究、書籍「映画になった戦慄の実話100」

書籍「映画になった戦慄の実話100」が発売された。

本書は、実話ベースの映画の題材になった凶悪犯罪の詳細や、劇中では語られなかった関係者のその後などをまとめたもの。

「ルーム」の題材となった、実娘を24年間監禁・陵辱し、7人の子供を産ませた男のフリッツル事件、「スポットライト 世紀のスクープ」で描かれたカトリック教会神父の性的虐待スキャンダルの後日譚、「冷たい熱帯魚」で映画化された埼玉愛犬家連続殺人事件などが語られる。

さらに「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の主人公のモデルで、恋人とともに13人もの人を殺したうえで若者のカリスマになったチャールズ・スタークウェザーも取り上げるほか、「サイコ」のノーマン・ベイツや「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスといったキャラと、それらに影響を与えた実在のサイコキラーであるエド・ゲインを比較。そのほか「エレファント」「仁義の墓場」「八仙飯店之人肉饅頭」といった映画の題材も紹介されている。