宮沢りえが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に、杉咲花と“母娘”受賞

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宮沢りえが、「湯を沸かすほどの熱い愛」の演技により第40回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞に輝いた。

宮沢りえ

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宮沢は舞台出演のためレッドカーペットのみの参加になったが、ビデオメッセージで「近頃、役を演じるというよりは、その役が自分の体に爪痕を残していくという感じがしています。今回私が演じた双葉という役も、とても大きな爪痕を残していきました」とコメント。宮沢に代わって壇上に上がった監督の中野量太は「全然映画少年でもなんでもなかった僕は、『ぼくらの七日間戦争』を観たとき『映画をやれ』と言われた気がしました。りえさんが僕の脚本を読んでオファーを受けてくれたときは本当にうれしかった。今話したことを、あとで誰かりえさんに伝えてください(笑)」と話す。そして宮沢の娘役を演じた杉咲は「やっぱりお母ちゃんはすごいなって思いました。映画を観てくださった方々、ありがとうございました」と述べた。

左から大竹しのぶ、黒木華、広瀬すず、宮崎あおい。

左から大竹しのぶ、黒木華、広瀬すず、宮崎あおい。[拡大]

授賞式には、優秀助演女優賞の受賞者も出席。「後妻業の女」の大竹しのぶは共演した豊川悦司について「豊川さんがいなかったらあんな芝居はできなかった」と話す。「リップヴァンウィンクルの花嫁」の黒木華は、共演した綾野剛について「仲良くさせてもらってるんですけど、なんでいつもこんな怪しいんだろうって思います」と述べ笑いを誘った。「ちはやふる -上の句-」の広瀬すずは撮影の苦労を明かし「ハードでしたけど、共演者のみんなと共有することで助けられました」と振り返る。そして「怒り」の宮崎あおいは劇中で恋に落ちる松山ケンイチとのエピソードを披露。「2人で考えなくてはいけないことがあったんですけど、松山くんが率先してアイデアを出してくれました」と語った。

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優秀主演女優賞

※★印が最優秀主演女優賞
大竹しのぶ後妻業の女
黒木華リップヴァンウィンクルの花嫁
広瀬すずちはやふる -上の句-
宮崎あおい怒り
宮沢りえ湯を沸かすほどの熱い愛

※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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撮影:佐藤友昭

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