石橋静河×池松壮亮W主演作がベルリン映画祭に正式出品、コメントも到着

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石井裕也が監督を務める「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」が、ドイツ・ベルリンで現地時間2月9日から19日まで開催される第67回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式出品されることが決定した。

「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」

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「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」ティザービジュアル

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最果タヒの詩集を原作にした本作は、生きづらさを抱えながら東京で暮らす男女の姿を描いたラブストーリー。石橋凌と原田美枝子の次女・石橋静河が看護師をしながら夜はガールズバーで働く美香、池松壮亮が工事現場で日雇いの仕事をしながらひたむきに生きる慎二を演じる。

本作は映画祭の会期中に計5回上映される予定で、舞台挨拶とQ&Aには石橋、池松、石井がそろって登壇する。石橋は「作品が海を越えてベルリンに行くことは、想像を超えた喜びです。東京の街で懸命に生きる人々の姿を、より多くの人に観ていただきたいと思います」、池松は「初めてのベルリン映画祭を体感すると共に、日本公開に向けて海外の反応を静かに観察してきたいと思っております」とコメント。石井は「『どうしてもあまり好きになれない東京、でも少し素敵な東京』が、海外の人たちにどう見られ、どう受け止められるのか、今からとても楽しみです」と述べている。

石橋と池松のほか田中哲司松田龍平市川実日子佐藤玲三浦貴大らが出演する「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、5月13日より東京の新宿ピカデリーとユーロスペースにて先行上映。5月27日より全国で公開される。

石橋静河 コメント

必死でもがいた日々が一つの作品になることは、
映画の世界に入ったばかりの私にとって大きな衝撃であり、喜びでした。
そしてその作品が海を越えてベルリンに行くことは、想像を超えた喜びです。
東京の街で懸命に生きる人々の姿を、より多くの人に観ていただきたいと思います。

池松壮亮 コメント

この度はベルリン国際映画祭フォーラム部門に選んで頂いたということでとても嬉しく思っております。
石井監督が切り取った、石井組が切り取った今の東京というものがベルリンの観客にどう映るのか、
とても興味深く楽しみです。初めてのベルリン映画祭を体感すると共に、日本公開に向けて海外の反応を静かに観察してきたいと思っております。

石井裕也 コメント

詩を映画化するというのは、僕にとって全く新しいチャレンジングな試みでした。この映画には「今の東京」がふんだんに写っています。「どうしてもあまり好きになれない東京、でも少し素敵な東京」が、海外の人たちにどう見られ、どう受け止められるのか、今からとても楽しみです。

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(c)2017「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会

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木庭裕一郎 @Ykiniwa

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