「沈黙」予告編が公開、M・スコセッシ「28年ずっとこの作品のことを考えてきた」

マーティン・スコセッシが遠藤周作の小説を映画化した「沈黙－サイレンス－」の予告編が、YouTubeにて解禁された。

本作は、キリシタン弾圧が激化する17世紀の日本を舞台にしたヒューマンドラマ。師と仰ぐ神父フェレイラを探しに長崎を訪れた宣教師ロドリゴとガルペの苦難を描く。ロドリゴをアンドリュー・ガーフィールド、ガルペをアダム・ドライバー、フェレイラをリーアム・ニーソンが演じた。

予告編は、「初めて原作を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」というスコセッシのコメントからスタート。続いて、塚本晋也演じるモキチたちが水磔にさらされるシーンや、窪塚洋介扮するキチジローがロドリゴに「パードレ（神父）さま、お助けを」と問いかける場面が映し出される。後半には、浅野忠信演じる通辞が「悩むことはない。“転ぶ”のだ」とロドリゴに棄教を迫る様子も。

「沈黙－サイレンス－」は1月21日より全国で公開される。