出川哲朗、内村光良の「金メダル男」観た感想は「すげージェラでした」

「金メダル男」の大ヒット舞台挨拶が本日11月8日に東京・お台場シネマメディアージュで行われ、原作・監督・脚本・主演を兼任した内村光良と、キャストの知念侑李（Hey! Say! JUMP）が登壇した。

「金メダル男」は、世の中のあらゆる1等賞獲得に執念を燃やす男・秋田泉一の半生を描く物語。内村と知念が2人1役でダブル主演を務め、木村多江、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らが脇を固めている。

10月22日より全国公開中の本作。内村は「映画の感想を見ると、だいたい『知念くんかわいい』ですね。たまに『監督お疲れ様でした』みたいな」と笑いながら話す。知念は「（Hey! Say! JUMP）メンバーの高木（雄也）が珍しく観に行ってくれて。僕が映画の中で読んでる詩をずっと真似して言ってました」と喜びをあらわにする。

知念について聞かれた内村は「ダンスにとても長けているので、大画面に映えるんですよね」と述懐。知念は「たくさんの人に観ていただきたいと思いながら踊りました」と撮影を振り返るとともに、内村からわざと下手に踊るよう指示されたシーンがあったことを明かす。内村は「すごい納得いかない顔してたよね（笑）」と述べ、「見よう見まねでやってる感を出してくれと。本気で踊って抜きん出ちゃうといけないからさ」と理由を語った。

ここで、内村の盟友である出川哲朗がサプライズ登場。会場には大きな歓声が飛び交い、内村からは「マイクの持ち方がスターだね」とツッコミが。出川が本作を観た感想を「すげージェラでしたね」と話すと、内村は「ジェラシーのことです」とすかさず解説。また、出川は知念の役どころに関して「正直、俺が演じたかったからね。ちょっとジェラだった」と吐露し、観客の笑いを誘う。

イベント終盤には、出川から2人に金メダルの贈呈も。出川は内村に対し「出会ってから30年以上経ちます。初めて会ったときあなたは『映画を撮りにこの学校に来ました』と言いました。そのときは『何言ってるんだこの青年は』と思ったけど、まさかそれをやり遂げるとは。夢を実現していてカッコいい」と思いを伝える。続けて出川は「『なんで俺を使わないんだ！』と怒るつもりだったけど、この映画のひと笑い目に『首の骨以外の全部の骨を折ってきた』という、俺のエピソードが使われていることをうれしく思います」と語り、内村と固い握手を交わした。