クリストファー・プラマー主演作を語る、エゴヤンからの要望は「老人らしくゆっくり」

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手紙は憶えている」で主人公のゼヴを演じたクリストファー・プラマーからコメントが到着した。

アトム・エゴヤン(左)の演出を受けるクリストファー・プラマー(右)。

アトム・エゴヤン(左)の演出を受けるクリストファー・プラマー(右)。

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「手紙は憶えている」ポスタービジュアル

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本作は、70年前ナチスに家族を殺された90歳の老人ゼヴが、友人から渡された1通の手紙をきっかけに復讐の旅へ出るヒューマンミステリー。「スウィートヒアアフター」のアトム・エゴヤンが監督を務め、出演にはマーティン・ランドーブルーノ・ガンツらの名が並ぶ。

「手紙は憶えている」

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本作の脚本についてプラマーは「とにかく素晴らしいと思ったよ。見たことがないようなオリジナリティがあるし、衝撃的で、緊張感のある内容だった。僕がかつて演じたことのある役柄のどれとも違って、似ても似つかないような主人公だったから、ゼヴ役を引き受けたんだ」と絶賛。ゼヴ役については「彼そのものがミステリーなんだ。軽い認知症のため、意識や記憶が消えたり戻ったり、非常に心もとない。そういった状況を演じることに興味を覚えたし、とてもやりがいがあると思った」と話す。

「手紙は憶えている」

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また、「アララトの聖母」以来となるエゴヤンとのタッグについては「彼の発想はユニークだし、大きな助けになったよ。彼のことは心から尊敬しているし、エゴヤンなしでは自分がどんな芝居をしていたか想像もつかないね」と語る。そして、「エゴヤンからはいつも『もっとゆっくり、そんなに急がないで』と言われた。僕は実際に老人だから、移動するときは人よりも速く動かないと迷惑になると思っているんだ。僕くらいの年齢になると、みんなが思うことだよ。するとエゴヤンが『あなたの役柄は年老いているんだから、老人らしくゆっくり動いてくださいよ』って言うんだ」と撮影中のエピソードも明かした。

「手紙は憶えている」は、10月28日より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー。

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(c)2014, Remember Productions Inc.

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