黒沢清「ダゲレオタイプの女」、最古の撮影法で浮かび上がるヒロインの姿を初公開

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黒沢清が監督と脚本を担当した初の海外作品「ダゲレオタイプの女」の公開が10月15日に決定。このたび新たな劇中カットが解禁された。

「ダゲレオタイプの女」

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「ダゲレオタイプの女」

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全編フランス語で撮影された本作は、1839年に発明された写真撮影法“ダゲレオタイプ”が引き寄せる男女の愛と死を描いたホラーラブロマンス。写真家ステファンの弟子ジャンは、器具に長時間固定され撮影に臨む被写体のマリーに心惹かれていく。主人公ジャン役を「預言者」のタハール・ラヒム、マリー役を「女っ気なし」のコンスタンス・ルソーがそれぞれ務めた。そのほかの出演者としてオリヴィエ・グルメマチュー・アマルリックが脇を固める。

このたび公開された場面カットは、劇中で物語の鍵を握る銀板に写し出されたマリーの姿。クラシカルなドレスをまとい、美しくもどこかうつろな眼差しを浮かべている。そのほかに、マリーの体に拘束具を当てるジャンや、等身大の銀板の前に立つグルメ扮するステファンの姿などもあわせて公開された。

「ダゲレオタイプの女」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開される。なお黒沢が監督を務めた「クリーピー 偽りの隣人」が現在公開中だ。

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(c)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema

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