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「火花」ドイツの映画祭で全話上映、林遣都が「又吉さんに感謝」

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ニッポン・コネクションの舞台挨拶に登壇した林遣都(左)と波岡一喜(中央)。

ニッポン・コネクションの舞台挨拶に登壇した林遣都(左)と波岡一喜(中央)。

Netflixオリジナルドラマ「火花」が、ドイツ現地時間5月28日、29日に第16回ニッポン・コネクションにて上映され、キャストの林遣都波岡一喜、監督の久万真路が舞台挨拶に登壇した。

又吉直樹(ピース)の芥川賞受賞作をもとにした「火花」は、売れようともがく若手芸人・徳永と天才肌の先輩芸人・神谷が、“笑いとは何か、生きるとは何か”を模索していく物語。同映画祭のニッポン・シネマ部門にて、2日間で全10話がスクリーンにかけられた。

22時という遅い時間の上映にもかかわらず、会場の300席は満席に。林は「こうして海外の方にご覧いただく機会をもらえたことをとてもうれしく思います」と挨拶する。ドイツ語で自己紹介した波岡は、「こんなにたくさんのお客さんがいらっしゃると思わなかったので泣きそうになりました」と興奮気味に話した。7話と8話を担当した久万は「漫才に青春を懸けた男たちの物語を、皆さんがどう受け止めてくださるかドキドキしていますが、よい評価をいただけることを期待しています」とコメント。

Q&Aコーナーでは世界配信への意気込みに関する質問が上がり、林は「日本で俳優として活動をしていると、海外で作品をご覧いただける機会がなかなかないので、作品を生み出してくれた又吉さんに感謝しております」と返す。同じ質問に波岡は「世界中で配信されたら、もっといろんな人が観てくれますよね。もっと有名になりたい!」と話し、会場を沸かせる。

また久万は「5人の監督が1つの作品を手がけるというのは、日本でもなかなかない試みです。この作品は映画監督と映画のスタッフが手がけています。僕たちは1本の映画を作るつもりで臨んでいました。廣木隆一総監督を筆頭に、それぞれの監督が切磋琢磨し、いい意味で競い合ったことが作品にうまく反映されていると思います」と語った。

「火花」は6月3日より、Netflixにて世界190カ国で一挙配信。

(c)2016YDクリエイション

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