黒沢清の海外進出作「ダゲレオタイプの女」特報公開、古き写真撮影法が導く怪奇譚

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黒沢清が監督を務めた初の海外作品「ダゲレオタイプの女」の特報が、YouTubeにて公開された。

「ダゲレオタイプの女」ティザービジュアル

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「ダゲレオタイプの女」

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全編にわたってフランスでロケが行われた本作は、1839年に発明された写真撮影法“ダゲレオタイプ”が引き寄せる愛と死を描くホラーラブストーリー。主人公ジャンを「預言者」のタハール・ラヒム、ジャンが思いを寄せるマリーを「女っ気なし」のコンスタンス・ルソーが演じる。また、マリーの父であるダゲレオタイプの写真家ステファンには、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の作品で知られるオリヴィエ・グルメ。ステファンの友人ヴァンサンに「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが扮する。

特報は、ダゲレオタイプでの撮影に用いる異様な器具に拘束されるマリーや、「ここにいたらみんなおかしくなる」と言うジャンの姿を映し出したもの。映像の最後には「その撮影は永遠の命を与える愛。」というコピーが添えられている。

「ダゲレオタイプの女」は、10月より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。なお黒沢は本作のほかにも、西島秀俊を主演に迎えた「クリーピー 偽りの隣人」の公開を6月18日に控えている。

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(c)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema

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naoshi @mnaoshi

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