ディカプリオやデ・ニーロが本人演じた作品も、ショートフィルムの映画祭開催

ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア2016が、6月2日から26日まで東京と神奈川にて開催される。

ショートショート フィルムフェスティバル（SSFF）は、俳優の別所哲也が代表を務めるアジア最大級の国際短編映画祭。18回目の開催となる今年は100以上の国と地域から約6000本の作品が集まり、その中から厳選された約200本がスクリーンにかけられる。

特別上映作品には、第88回アカデミー賞主演男優・女優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオとブリー・ラーソン出演のショートフィルムを国内初上映。ディカプリオ出演作「オーディション」は、マーティン・スコセッシ監督作の主役の座を争うディカプリオとロバート・デ・ニーロがそれぞれ本人役で出演し、さらにブラッド・ピットも共演した作品。ラーソンが主演と共同監督を務めた「オモイ想い」には、去りたい女と引き止めたい男のやり取りが収められている。

また映画祭では、日本とベルギーの外交樹立150周年を記念した「ベルギー特集」も。監督作「神様メール」が日本公開中のジャコ・ヴァン・ドルマルは、自身の過去作「ミスター・ノーバディ」のもととなった短編「乗り出し危険」を出品。ヴァン・ドルマルは「ショートフィルムには独自の言語があります。この言語こそ、新しい物語の手法や新しい構成を創造し、実験するための重要な媒体なのです。ショートフィルムには明日のクリエーターたちの姿が映し出されています」と映画祭へコメントを寄せた。

このほか俳優・監督として活躍中の斎藤工が登壇するイベントや、写真家レスリー・キーが初監督したショートフィルムの上映など、イベントが盛りだくさん。スケジュールなどの詳細は映画祭公式サイトで確認しよう。

※動画は現在非公開です。

ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア2016

2016年6月2日（木）～26日（日）
神奈川県 ブリリア ショートショート シアター
東京都 表参道ヒルズ スペース オー、アンダーズ東京、ラフォーレミュージアム原宿、シダックス カルチャーホール、iTSCOM STUDIO & HALL二子玉川ライズ
料金：無料　※一部のイベントを除く