ゴリラが大女優ドヌーヴとの共演語るインタビュー公開「この経験は忘れない」

ジャコ・ヴァン・ドルマル監督作「神様メール」が本日5月27日に封切られることを記念した特別映像が、YouTubeにて公開された。

本作は、ベルギー・ブリュッセルのアパートに住む神様とその娘が巻き起こす騒動を描くファンタジーコメディ。パソコンを使っていたずらに人間の運命を操る神をブノワ・ポールヴールド、運命に縛られずに生きてほしいという思いから人々に余命を知らせるメールを送ってしまう10歳の娘エアをピリ・グロワーヌが演じた。

今回公開されたのは、カトリーヌ・ドヌーヴ演じる主婦マルティーヌと恋に落ちるゴリラのインタビュー映像。KIKOという名前のゴリラは「気付けば、カトリーヌ・ドヌーヴとルクセンブルクに来ていた」「撮影準備では多くを要求された」と振り返り、「振付師ミシェルと一緒に仕事ができて、ラッキーだった。真実味のある動き方を考えてくれた」「疲れたが、この経験は忘れない」と真剣な表情で語っている。

ヴァン・ドルマルはゴリラを登場させた理由について「夫と冷めた関係の寂しい主婦が余命を宣告され、それをどう乗り越えるのか。そこで、ゴリラと禁断の恋に落ちる展開を思いついた」と説明。さらに「実は、ゴリラは2人のスペイン人によって等身大に作られた。ゴリラの中にはマドリードから来た人が入っていたが、私はスペイン語がわからないため、カトリーヌ・ドヌーヴが現場で通訳をしてくれたんだ」と舞台裏のエピソードを披露した。

ゴリラのインタビュー映像は本日より1カ月限定の公開となるので、気になる人は早めにチェックしよう。

※動画は現在非公開です。