「亜人」宮野真守が“クズ”連呼されガックリ、梶裕貴は「言いすぎ!」と抗議

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劇場アニメ3部作の第2部「亜人 -衝突-」の完成披露試写会が、本日4月15日に東京・お台場シネマメディアージュにて開催され、永井圭役の宮野真守、中村慎也役の梶裕貴、総監督の瀬下寛之、監督の安藤裕章が登壇した。

「亜人 -衝突-」完成披露試写会にて、左から安藤裕章、梶裕貴、宮野真守、瀬下寛之。

「亜人 -衝突-」完成披露試写会にて、左から安藤裕章、梶裕貴、宮野真守、瀬下寛之。

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「亜人 -衝突-」完成披露試写会にて、左から安藤裕章、梶裕貴、宮野真守、瀬下寛之。

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本作を鑑賞した司会者から「終わり方がズルい」とツッコまれると、瀬下は「テレビシリーズの最終回のときもTwitterで『これで終わりかよ!』といっぱい書いていただいて……」と振り返る。声優陣から「それってクレームなんじゃ?」と茶化されるも、「僕らにとってはある種の褒め言葉なので。安藤監督と一緒に『ありがとう』と思っていたんです」と告白。「恐らく第2部の終わり方も同じお叱りをいただくことに……」と様子をうかがいながらも、「(第3部への)期待感を高めていただけるんじゃないかな」と自信を持って答えた。

「亜人 -衝突-」キービジュアル (c)桜井画門・講談社/亜人管理委員会

「亜人 -衝突-」キービジュアル (c)桜井画門・講談社/亜人管理委員会[拡大]

さらに司会者は、劇中でことあるごとに“クズ”と称される圭に対して「こう言っちゃなんですけど……(第2部では)クズじゃないですか?」ときっぱり。そして「宮野さんに言ってるわけじゃないですよ?」と念を押しつつ、「クズさが愛されてます!」「クズ永井」と“クズ”を連発。即座に梶が「クズって言いすぎじゃないですか!? なんでもカテゴライズしちゃいけないですよ!」と声を上げるも、宮野はその場にしゃがみこんでしまう。そんなやり取りを見ていた安藤が「(圭は)等身大なんです」と口にし、一同は「言葉のチョイスいいですね!」と感激。瀬下が「圭くんは亜人になってからのほうが人間らしいです」とフォローの言葉を投げかけると、宮野は「今回、彼は亜人という状況を彼なりに受け入れる。それってある種の成長だと思うので、第2部では変化した圭くんが見られますよ」と期待をあおった。

梶裕貴が演じる中村慎也。(c)桜井画門・講談社/亜人管理委員会

梶裕貴が演じる中村慎也。(c)桜井画門・講談社/亜人管理委員会[拡大]

またイベントでは、梶演じる中村慎也をフィーチャーしたアニメ「中村慎也事件」の特別映像を披露するコーナーも。これは5月6日に発売される原作マンガ「亜人」の8巻限定版に付属するもの。圭と同じく亜人である慎也に感情移入したのか、宮野が「僕らにしかわからない気持ちがあると思うんですよ。亜人として生きるって……大変だよね……」と梶の顔を見ながら語りかけると、梶も「そうですね……。なかなかみんな亜人になったことないですもんね。本当に大変なんですから」としみじみ共感してみせた。

決して死なない新人類“亜人”と彼らを追う日本国政府の戦いを描く、桜井画門の同名コミックを原作とした「亜人」。第2部「亜人 -衝突-」は5月6日から26日まで3週間限定ロードショー。第3部「亜人 -衝戟-(しょうげき)」は9月23日より公開される。

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