R・レッドフォード主演のロードムービー予告、シニア男性2人が3500km踏破目指す

ロバート・レッドフォードの主演作「ロング・トレイル！」の予告編がYouTubeにて公開。あわせてポスタービジュアルが解禁された。

本作は、紀行作家ビル・ブライソンが実話を記した著書「A Walk in the Woods」をもとにしたロードムービー。見た目も性格も正反対のシニア男性2人が、約3500km続く北米の自然歩道“アパラチアン・トレイル”踏破の旅の中で、自身の人生を見つめ直す。

製作も務めるレッドフォードが、第2の人生の手前で暇を持て余す紀行作家ビルを演じている。ビルとともに旅に出る旧友カッツを「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」のニック・ノルティ、ビルの妻を「ハワーズ・エンド」のエマ・トンプソンが務めた。監督は「だれもがクジラを愛してる。」のケン・クワピス。

予告編は退屈な毎日を過ごすビルが、インターネットでバージニア州にある“マカフィー・ノブ”の絶景画像を見つけるシーンから始まる。妻の心配をよそにビルは、酒が原因でケンカ別れした旧友カッツを相棒に意気揚々と出発。だが2人は体力の衰えや自然の猛威に直面し、現実を思い知らされていく。終盤では、休息中の彼らの前に2頭の熊が出没。テントを担ぎ、大声を張り上げて追い返そうとするビルと、テントに隠れるカッツの対照的な姿が映し出される。

「ロング・トレイル！」は、7月30日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国でロードショー。