瀬田なつきとトクマルシューゴが井の頭公園舞台の映画を制作、無料誌でマキヒロチ連載

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「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の瀬田なつきが監督を務める「PARKS」の製作発表記者会見が本日3月31日、東京・アトレ吉祥寺にて行われた。

「PARKS」製作発表記者会見の様子。左から樋口泰人、トクマルシューゴ、瀬田なつき、松田広子、本田拓夫。

「PARKS」製作発表記者会見の様子。左から樋口泰人、トクマルシューゴ、瀬田なつき、松田広子、本田拓夫。

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井の頭恩賜公園が2017年5月に開園100周年を迎えることを記念して製作される本作。2014年6月に閉館した映画館・吉祥寺バウスシアターのオーナー本田拓夫の呼びかけによって企画が始まり、同公園とその周辺エリアを中心にロケーション撮影が実施される。

会見には瀬田、本田のほかに音楽監修を務めるトクマルシューゴ、プロデューサーの樋口泰人、松田広子が登壇。最初にマイクを握った本田は「バウスシアターが閉館する前から、この街の映画が撮れないかなと思っていました。そんなとき、井の頭公園が来年100周年を迎えるということでいい機会ではないかなと考えました」と製作に乗り出した理由を説明する。続けて「この映画を通して、公園の長い歴史の中で生み出されてきた文化を少しでも取り戻したい」と発言した。

瀬田なつき

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本日の早朝、井の頭恩賜公園で撮影を開始したことを明かした瀬田は、あらすじを聞かれ「主人公の女の子2人がひょんなことから、50年前に録音された音楽の断片、オープンリールを見つけて、それをいろんな人の話を聞きながら完成させていく話です」と回答。その言葉に樋口は「主人公の少女が、お父さんの遺品の中から手紙を見つけて、それをきっかけに吉祥寺にやってくるところから物語が始まります」と重ね、「現代と60年代が舞台になる。親の世代がやり残したものを、若い世代が完成させていく」と作品のテーマに触れていく。

トクマルシューゴ

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樋口が「シナリオの中で、歌詞も含め音楽がすごく重要」と言及する音楽について、トクマルは「60年代の音楽の流行、若者たちの趣向をしっかりとリサーチした」とコメント。「理想であったり、妄想であったりするかもしれないが、60年代の井の頭公園で流れていたような音楽を僕の手で生み出せたら」と意欲を語った。

会見では隔月でフリーペーパーを刊行することも発表。本日から吉祥寺にある店舗を中心に配布される準備号では本田のインタビュー、瀬田、樋口、松田による鼎談が掲載される。また6月刊行予定の次号から「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」のマキヒロチによる連載がスタート。吉祥寺の面白さや魅力を伝えるマンガになる予定だ。

「PARKS」は2017年春、東京・テアトル新宿にて公開。

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