エイドリアン・ブロディ主演作が公開、亡霊に導かれる“心霊ドクター”演じる

エイドリアン・ブロディの主演最新作「Backtrack（原題）」が、「心霊ドクターと消された記憶」の邦題で5月14日に日本公開されることが決定した。

「戦場のピアニスト」にてアカデミー賞主演男優賞を史上最年少で受賞し、「ミッドナイト・イン・パリ」や「プレデターズ」などさまざまなジャンルの作品に出演してきたブロディ。そんな彼が本作で演じるのは、娘を亡くし悲しみにくれる精神分析医ピーターという役どころだ。「心霊ドクターと消された記憶」は、ピーターのもとを患者でないはずの少女エリザベスが訪れることから始まるミステリー。彼女が残したメモを調べていくうちに、ピーターの患者たちが全員、1987年の同じ日に彼の故郷で亡くなっていたことが明らかに。亡霊たちに導かれ故郷へ向かったピーターは、23年前に彼らが死ぬ原因となった列車事故の真実と、自分の記憶が塗り替えられていたことを知る。

監督を務めたのは、「ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島」「ザ・ライト -エクソシストの真実-」の脚本家として知られるマイケル・ペトローニ。監督作としては、「記憶のはばたき」に続く2作目となる。本作に関してペトローニは「この作品は1回だけでなく、2回目以降で発見することが多いので、ぜひ何度も観てほしい」とコメントを寄せた。

またピーターの恩師ダンカン役で「ジュラシック・パーク」シリーズのサム・ニールも出演するほか、少女エリザベスは本作が長編映画初出演となる新人クロエ・ベイリスが演じている。

「心霊ドクターと消された記憶」は東京・角川シネマ新宿ほかにて全国で公開。