ゆうばり映画祭で山口雄大監督「MAX THE MOVIE」上映、マックスむらい大絶叫

北海道・夕張市で開催中のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016。2月25日にはフォアキャスト部門に出品されているマックスむらい主演作「MAX THE MOVIE」が上映された。

本作は、2月6日よりYouTube公式チャンネルで無料配信されている“サイバーファンキーアクションギャグ映画”。GACKT扮する電脳の神エニアックの企みを阻止すべく、むらい演じる主人公で人類の救世主・村井トモタケがカンフーを駆使して立ち向かう。漫☆画太郎原作の「珍遊記」を手がけた山口雄大がメガホンを取った。

北海道・合宿の宿ひまわり武道場にてオープニング上映となった「MAX THE MOVIE」。23時の上映開始という遅い時間にもかかわらず、150席ほどの会場には多くの観客が詰めかけた。この日上映されたのは、ゴー☆ジャスがナレーションを務めたYouTube版と異なり、むらい本人が当てたアメコミ風の英語字幕付きの特別バージョンだ。上映されるやいなや観客席から笑い声が上がり、場内は温かな空気に包まれていった。

上映終了後、会場からの大きな拍手に迎えられ、むらいと製作総指揮を務めた「SF サムライ・フィクション」の中野裕之、VFXを担当した鹿角剛が登壇。映画制作の経緯や舞台裏についてトークを繰り広げた。ここで本編に“あの映画”を想起させる人喰い巨人役で出演している「ヌイグルマーZ」の井口昇が登場。同じく会場を訪れていた「呪怨」の清水崇と映画について感想を述べた。最後には、中野がお気に入りだという本編シーンをむらいが再現。「ワッチャー」との絶叫が会場内に響き渡ったのち、上映会は終了した。

「MAX THE MOVIE」はYouTube公式チャンネルで無料配信中。また同映画祭で上映された特別バージョンも後日公開予定だ。詳細は公式サイトでチェックしよう。