「映画ドラえもん」舞台挨拶、小島よしおら“ウンタカ！ドラドラ団”がダンス披露

本日2月21日、「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」の完成披露舞台挨拶が東京国際フォーラムにて実施された。

会場には、まずドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンが登場。続いてアニメ「ドラえもん」のエンディング曲「ウンタカダンス」をバックに、映画のスペシャル応援団として結成されたウンタカ！ドラドラ団のメンバーである棚橋弘至、真壁刀義、小島よしお、エヴァちゃんが姿を見せた。

棚橋が「俺らも映画に出てるから、舞台挨拶に来てやったぜ！ おいお前ら、『ウンタカダンス』知ってるかー？」と客席に呼びかけると、子供たちから「知ってるー」という声が上がる。「お前たち、『ウンタカダンス』踊ってみたいだろ？」と棚橋が煽る中、「皆さんは映画を観に来たんでしょ？ だからこんな、踊るとか……」と割って入るドラえもんだが、小島が「映画を観に来た？ でもでもでもでも……そんなの関係ねぇ！ そんなの関係ねぇ！ ハイ、おっぱっぴー」と持ちネタを披露。「それより俺さまのリサイタルを……」としゃしゃり出たジャイアン以外の全員が「踊ろう！」と言い出し始め、エヴァちゃんの「ウンタカダンス、スタート！」というコールを合図に来場者と登壇者がダンスを踊った。

続いて、監督の八鍬新之介が登壇。「今回の映画は27年前に作られた『のび太の日本誕生』のリメイク作品です。会場にいらっしゃる親御さんの中にも、きっと子供の頃にご覧になった方がたくさんいらっしゃると思います。『ドラえもん』が親から子へと受け継がれるように、私たちの祖先も命のバトンを受け継いできました。世界中の人たちが遠い親戚だと考えると、とてもワクワクしてきます。『日本誕生』にはそういった古代ロマンがたくさん詰まっていますので、どうぞ最後まで親子一緒に楽しんでいってください」と挨拶すると、小島が「素晴らしい！ 大人のコメントだ」と感心し、「ほかのみんなに（コメントを）分けてもらっていいですか？」と申し出る場面も。

イベントのあとには、囲み取材が行われた。映画にゲスト声優として出演している小島は、「自分がちっちゃい頃からやっている『ドラえもん』に出られたことに、本当に感激してます」とコメント。また真壁は、「僕らはガキの頃から（『ドラえもん』を）観てるじゃないですか。大人になってからだと、やっぱり子供のときとは違う視点で観るんですよね。映画の冒頭から、緑の大事さとか家族愛とか、友情とかね、苦しくなったときにがんばることの大事さとかがね、美しく描かれてるんですよ。だから物語がすっと心に入ってくるんですよね」と話した。

「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」は、3月5日より公開。