映画ナタリー

「俳優 亀岡拓次」安田顕、妻に自分の写真贈った思い出語り「昔も今もナルシスト」

581

「(チョコレートは)映画と関係ないんですけどね」と言いながらポーズを決める安田顕。

「(チョコレートは)映画と関係ないんですけどね」と言いながらポーズを決める安田顕。

「俳優 亀岡拓次」の大ヒット御礼舞台挨拶が、本日2月12日に東京・テアトル新宿にて開催され、主演の安田顕が登壇した。

横浜聡子が監督を務めた本作は、脇役メインの俳優を生業とする37歳の独身男・亀岡拓次の恋と人生を描くヒューマンコメディ。客席付近の扉から登場した安田は、バレンタインの季節に合わせ、ファンへチョコレートを配りながらステージへ進む。その道中にマスコミのカメラへ向けてばっちりポーズを決め、観客だけではなく記者陣にまで「この意味、わかってますよね。(宣伝)よろしくお願いします」と念を押しながら丁寧にチョコレートを配った。

安田は本作が公開されてから、東京・渋谷の映画館に1人で観に行ったとのこと。「気付かれるんじゃないかってドキドキして、マスクして行ったんですよ。『亀ちゃんのカメレオンソーダ(劇場で販売されているコラボメニュー)』も買って。……誰も気付いてくれませんでしたけどね」と自虐的なトークを繰り広げる。そして「ここは笑ってくれるんだなとか、お客さんのリアクションを拝見しながら、心の中で頭を下げさせていただきました」と感謝を述べた。

続いて司会からバレンタインデーの思い出を尋ねられるも、「これだけ思い出せないってことは何もないんでしょうねえ。ここ何年かですね、チヤホヤされてるのは。へっへっへ」と笑う。さらに大学時代に背中の中程まである長髪、丸縁メガネ、上下白スウェットという出で立ちで通学していたことを明かし、「すれ違う女性たちが僕のことを意識しすぎて目も合わせてくれないくらい、イケてたんですけどね。チョコはもらえなかったなあ」と首をかしげる。そのほか北海道・札幌でレポーターをしていた頃にファンの女性から自家製の塩辛をもらうも、胸がいっぱいになって食べられなかったというエピソードや、昨日寿司店の夫婦からバレンタインのプレゼントとして芋焼酎を贈られたという話を披露し会場を沸かせていく。

一方自分が他人に贈ったプレゼントに関する思い出を聞かれると、「20年近く前のお金がなかった頃、今の奥さんの誕生日に、自分の舞台の写真を拡大カラーコピーしたものと、誕生日ケーキの絵を描いた紙を机に置いといたら……微妙な顔されましたね」と告白。「ナルシスト的なところがあったんでしょうねえ」と回想するが、今の自分についても「こんな大きなスクリーンに映る自分を、わざわざ映画館にまで観に行くんですから、ナルシスト以外のなんでもないですよ」と話した。

また安田の両親も本作を鑑賞したとのことで、「親父に『酒の飲み方が上手くなったな』って言われて、これはちょっとうれしいですね」と笑顔を見せる。さらに母親が地元・北海道での舞台挨拶を見にきたときのことを思い出し、「俺の親、歳とったんだって気が付いちゃって。そしたらたまらなくなって、涙を押し殺すのが大変でした。泣かなかったんですけど」と最後までジョークを飛ばし続けた。

「俳優 亀岡拓次」は東京・テアトル新宿ほかにて上映中。

映画ナタリーをフォロー

  • スタッフ募集のお知らせ【ナタリーストア】