クリス・ヘムズワース主演「白鯨との闘い」特別映像、生還者が語る恐るべき真実

ロン・ハワードが手がけた「白鯨との闘い」の特別映像がYoutubeにて公開。主演のクリス・ヘムズワースからコメントが寄せられた。

本作は19世紀初頭、捕鯨船・エセックス号を襲った海難事故と、3カ月にも及ぶ漂流生活を強いられる船員たちの姿を描いたドラマだ。一等航海士オーウェン・チェイスをヘムズワース、エセックス号の船長ジョージ・ポラードをベンジャミン・ウォーカー、給仕として初乗船したトーマス・ニカーソンを「スパイダーマン」新シリーズで主演に抜擢されたトム・ホランドが演じている。その他キャストにキリアン・マーフィー、ベン・ウィショーの名が並ぶ。

公開された映像は、海難事故から30年後、当時を知る乗組員のニカーソンが後に「白鯨」を執筆する作家ハーマン・メルヴィルに、30mを越える白鯨との出会いについて語る場面から始まる。続いて、若かりしニカーソンの視点で白鯨との闘いと凄惨な漂流生活が映し出されていく。

ヘムズワースは「一番興味深いシーンは、僕たちがボートで漂流する、もっとも絶望的な境遇に陥ったときだ。そんな境遇の中で力強く前進できる人がいることを目にするんだ。きっと観ている人を惹き付ける、一番の見どころだよ」とコメントし、本作への自信をのぞかせた。

「白鯨との闘い」は1月16日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて2D / 3Dロードショー。

クリス・ヘムズワース コメント

鯨との闘いはもちろん気に入っている。でも一番興味深いシーンは、僕たちがボートで漂流する、もっとも絶望的な境遇に陥ったときだ。エゴや、社会的なルールや、エチケット、境界、そんなものがすべて脇に寄せられて、とにかく“生き残ること”が唯一の目的となる。そんな境遇の中で力強く前進できる人がいることを目にするんだ。きっと観ている人を惹き付ける、一番の見どころだよ。