「ライチ☆光クラブ」出演者集結、野村周平「俳優の世界を担っていく9人が集まった」

2

1535

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 450 999
  • 86 シェア

本日1月11日、「ライチ☆光クラブ」の公開収録イベントとミニ会見が、東京・Ameba FRESH! Studioにて行われた。

上段左より岡山天音、柾木玲弥、戸塚純貴、藤原季節。下段左より池田純矢、古川雄輝、野村周平、間宮祥太朗、松田凌。

上段左より岡山天音、柾木玲弥、戸塚純貴、藤原季節。下段左より池田純矢、古川雄輝、野村周平、間宮祥太朗、松田凌。

大きなサイズで見る(全33件)

野村周平

野村周平[拡大]

公開収録イベントにはタミヤ役の野村周平、ゼラ役の古川雄輝、ジャイボ役の間宮祥太朗、ニコ役の池田純矢、雷蔵役の松田凌、デンタク役の戸塚純貴、ダフ役の柾木玲弥、カネダ役の藤原季節、ヤコブ役の岡山天音、監督の内藤瑛亮が出席。戸塚の快活な司会のもと、それぞれ30秒の時間制限の中、自身が演じたキャラクターを紹介していく。トップバッターの野村はなぜかカメラを見つめてなかなか話し始めず、「タミヤは正義感ある少年で……」と限られた要素を伝えて終えてしまう。その後も柾木は役ではなく身長や体重など自身のプロフィールを語るのみだったり、無茶ぶりされ自分の役割を説明する内藤にキャストから「かわいい!」との声が上がったりと、終始和気あいあいとしたムードの中イベントは進行していった。

古川雄輝

古川雄輝[拡大]

「ライチ☆密告クラブ」と題したコーナーでは、岡山が「ことあるごとにラップバトルを挑んでくる」と柾木の素顔を明かし、柾木が即興でラップを披露する一幕も。また泊まり込みの際には間宮の部屋に共演者たちが集結したといい、「2つのベッドに5~6人で寝て、部屋を汚していくので困った」という秘話も暴露された。さらに藤原は「野村くんと間宮くんがイタズラっ子で。僕が古川くんに嫌われてるって言われて、3日間信じてたんです!」と真剣なまなざしで訴える。最後には内藤が「この仲のよい9人が血まみれグチョグチョになるので、見てください!」と作品をPRした。

間宮祥太朗

間宮祥太朗[拡大]

その後行われた会見にはキャスト9名が登壇。野村は「周りが面白すぎて(笑)。みんな好き勝手やるんですよ、現場でも。僕は唯一見守ってる役という感じで、(ほかのキャストたちが)うらやましい気持ちもありました」と述べ、古川は「僕は学生役や少女マンガものの役柄が多かったので、ずっと悪役を演じてみたいと思っていた。オーディションで受かったときはうれしかったです。楽しくやれました」と満足そうな表情を見せる。間宮は「心の中でゼラをどれだけ愛せるかっていうことを考えていました。初のラブシーンの相手が、古川くんでよかったなって思います(笑)。女優さんとはしていないようなことをやったり……」と振り返り、「古川くんとはあまり近くにいないほうがいいのかなと思って、本番での密会を楽しみに、休憩時間もあまり会話をしないようにしてました」と役作りの工夫を語る。

和気あいあいとしたトークの様子。

和気あいあいとしたトークの様子。[拡大]

目元に特殊メイクを施すため、ほかのキャストより2時間も早く毎日現場入りしていたという池田は「ずっと片目を閉じている状態なので、距離感がわからなくて、ご飯が食べられないんですよ。ラーメンをほっぺに持っていっちゃったり」と苦労を明かすが、野村をはじめとするキャスト陣には「本当に?」と疑いの目を向けられる。松田は「やっぱり、(キャストやスタッフに)『かわいい』とか声を掛けてもらえることが僕にとっての合格点でした。撮影前には半身浴をしたり。そういう部分が映画に出ていたらいいな」と、女性らしさのある役への努力を口にした。戸塚は「制作費の半分を僕が払ったり……」と冗談まじりに話して笑いを誘い、現場でのムードメーカーっぷりをうかがわせる。

即興でラップを披露した柾木玲弥(中央)。

即興でラップを披露した柾木玲弥(中央)。[拡大]

柾木は「一歩現場に入ったらライチの世界観でした。世界を作ってしまうんだな、映画っていうのは、と。いろいろと勉強させていただきました」と神妙な面持ちで感想を語るが、周りにリクエストされなぜかラップを披露する流れに。ところがリズムに乗りきれず、「勉強と便所で韻を踏もうと思ったんですけど……」と苦笑いする。藤原は「最初にみんなで撮ったのが、光クラブの10カ条を言うシーンだったんですけど、全員で10カ条を言ったときに体に電撃が走って。古川さん演じるゼラのオーラが僕の中で完璧でした」と話すも、先ほどの公開収録での流れを受けて野村に「えっ(古川に)嫌われてたんだろ?」と言われ、古川にも「嫌いだよ?」と宣言されてしまい、ショックを受けていた。

書き初めを披露するキャストたち。

書き初めを披露するキャストたち。[拡大]

続いてそれぞれが今年の抱負を書き初めで発表。岡山は「無駄遣」、藤原は「漢気」、柾木は「中央線」、戸塚は「普通」、松田は「余裕」、古川は「ステップアップ」、野村は「元気」と書いた。昨年乗馬ライセンスを取得したという池田は、馬の絵を添え「ギャロップ」と堂々と記し、それを見た野村は「表参道を馬で走ろうよ!」とコメント。間宮は本作のヒットを祈願する思いを込めた「初日の出」という書を披露した。

終盤にはキャストたちが成人の日にちなみ、新成人たちへエールを送る場面も。そして最後に、野村が「この先、俳優の世界を担っていかなきゃいけない9人が集まったなと思います。この作品自体も、あまりなかった映画かなと思うところもあります。次の世代を見るような気持ちで、映画を観ていただけたたら」と力強く語り、イベントを締めた。

古屋兎丸の同名マンガをもとにした「ライチ☆光クラブ」は、9人の少年たちの愛憎と裏切り、彼らが作った思考するロボット“ライチ”と美少女カノンの恋を描く物語。2月13日に封切られる。

この記事の画像・動画(全33件)

(c)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会

読者の反応

  • 2

OFFICE作 Official @office_saku

「ライチ☆光クラブ」出演者集結、野村周平「俳優の世界を担っていく9人が集まった」 - 映画ナタリー - https://t.co/u232AJtXEg

コメントを読む(2件)

関連記事

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ライチ☆光クラブ / 野村周平 / 古川雄輝 / 間宮祥太朗 / 池田純矢 / 松田凌 / 戸塚純貴 / 柾木玲弥 / 藤原季節 / 岡山天音 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。