宮下順子の出演作12本を紹介、「赫い髪の女」「濡れた週末」「火まつり」など

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「映画女優・宮下順子をトッた監督たち」と銘打たれた特集上映が、1月8日から24日にかけて山口・山口情報芸術センターにて開催される。

「赫い髪の女」 (c)日活

「赫い髪の女」 (c)日活

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「ダイナマイトどんどん」 (c)KADOKAWA 1978

「ダイナマイトどんどん」 (c)KADOKAWA 1978[拡大]

1971年公開の「私はこうして失った」でデビューを果たした宮下順子は、日活ロマンポルノを代表する女優として活躍。中川信夫の怪談映画、小川紳介の独立プロ作品などにも出演し、独自の存在感を放った。

「濡れた週末」 (c)日活

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彼女のキャリアを紹介する本特集では、中上健次の小説をもとにした神代辰巳の監督作「赫い髪の女」、根岸吉太郎がメガホンを取り、妻子のある中年男性と不倫関係にある女性を描いた「濡れた週末」といったロマンポルノ作品を上映。ほかに岡本喜八が監督、菅原文太が主演を務めたコメディタッチの野球映画「ダイナマイトどんどん」、柳町光男が熊野に生きる男の姿を追った「火まつり」など、1970年代、1980年代に公開された宮下の出演作12本が並ぶ。

1月10日には、宮下によるトークショーを開催。神代の作品に携わってきた脚本家の白鳥あかね、映画評論家の山根貞男も登壇し、これまでの歩みや上映作品に対する思いなどを語る。

映画女優・宮下順子をトッた監督たち

2016年1月8日(金)~11日(月・祝)、14日(木)~17日(日)、21日(木)~24日(日) 山口県 山口情報芸術センター
<上映作品>
「赫い髪の女」※R18+
「濡れた週末」※R18+
「ダイナマイトどんどん」
「火まつり」
「四畳半襖の裏張り」※R15+
「四畳半襖の裏張り しのび肌」※R18+
「秘本 袖と袖」※R18+
「嗚呼!!花の応援団」
「赤線玉の井 ぬけられます」※R18+
「十階のモスキート」
「怪異談 生きてゐる小平次」
「1000年刻みの日時計 牧野村物語」
料金:一般 1000円 / any会員 800円 / 特別割引 800円 / 25歳以下 800円 / 特集3回券(一般)2400円 / 特集3回券(any会員、25歳以下、特別割引)1500円

特集記念トークイベント

2016年1月10日(日)山口県 山口情報芸術センター
開演 15:00 / 終演 16:30
<出演者>
宮下順子 / 白鳥あかね / 山根貞男

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山口情報芸術センター[YCAM] @ycam_jp

今週金曜(8日)から始まる #YCAMシネマ の新しい特集「映画女優・宮下順子をトッた監督たち」が映画ナタリーで紹介されました。 https://t.co/gFRAh1YXG5

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