ハリポタ新章「ファンタスティック・ビースト」E・レッドメインらのキャラ明らかに

「ハリー・ポッター」シリーズの新作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」より、エディ・レッドメイン演じる主人公の写真が到着した。

同シリーズの第5～8章でメガホンを取ったデヴィッド・イェーツが監督を、原作者のJ・K・ローリングが脚本を手がける本作は、第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」の時代から約70年前のアメリカ・ニューヨークを舞台としたもの。ハリーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書「幻の動物とその生息地」を編纂した魔法学者ニュート・スキャマンダーを主人公としている。

このたび到着した写真に収められているスキャマンダーは、魔法動物たちの記録や捕獲のために世界中を旅する、魔法界きっての魔法動物学者。彼が手に持っているスーツケースは、危険な魔法動物たちが詰め込まれているが、スイッチを入れるとその中身が魔法使い以外には見えなくなるという不思議なアイテムだ。しかし劇中では、スーツケースに入れていた魔法動物が逃げ出したことをきっかけに、スキャマンダーは米国魔法界から追われる身になってしまう。

「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞を獲得したレッドメインのほかには、「インヒアレント・ヴァイス」のキャサリン・ウォーターストンが出演。彼女は、米国魔法省で働く魔法使いであり、その正義感の強さからスキャマンダーと行動をともにすることになるヒロインのティナこと、ポーペンティナ・ゴールドスタインを演じている。また相手の思考や記憶を読み取ることができる“開心術”を使いこなすティナの妹の魔法使い、クイーニー・ゴールドスタインに扮するのは、シンガーソングライターのアリソン・スドル。そしてスキャマンダーに出会い魔法界を訪れることになる人間、ジェイコブ・コワルスキー役を、「燃えよ！ピンポン」のダン・フォグラーが務めている。さらにコリン・ファレルが魔法使い役で出演することも明らかになっている。

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は2016年冬に全国ロードショー。