1930~1950年代の韓国映画を集めた特集上映が東京で開催、イベントも多数実施

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「日韓国交正常化50周年 韓国映画1934-1959 創造と開花」と題された特集上映が、11月21日から12月26日までの期間、東京・東京国立近代美術館フィルムセンターにて行われる。

「女社長」

「女社長」

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「青春の十字路」

「青春の十字路」[拡大]

「運命の手」

「運命の手」[拡大]

これは、2015年が日韓国交正常化50周年にあたることを記念して開催される特集上映。1934年に公開された現存する最古の韓国映画「青春の十字路」、女性誌を発行する出版社の社長と男性社員の恋模様を描く「女社長」などを紹介する。ほかに個人的な恋情とイデオロギーとの間で葛藤する女性スパイの姿を追った「運命の手」、韓国の映画史に大きな足跡を遺したシン・サンオクが、朝鮮戦争後の社会をえぐり出す「地獄花」など、ドキュメンタリーやプロパガンダ、メロドラマ、ホームドラマなど多彩なジャンルの作品計27本が並ぶ。

「地獄花」

「地獄花」[拡大]

期間中は、ピアニスト・柳下美恵による「青春の十字路」の伴奏付き上映や、韓国映像資料院キュレーターのオ・ソンチらが登壇するトークイベントも実施。なお本特集上映は、2016年2月3日より福岡・福岡市総合図書館でも行われる。詳細は公式サイトで確認を。

日韓国交正常化50周年 韓国映画1934-1959 創造と開花

2015年11月21日(土)~12月26日(土)東京都 東京国立近代美術館フィルムセンター
※月曜休館
<上映作品>
「青春の十字路」
「女社長」
「運命の手」
「地獄花」
「銃後の朝鮮」
「漁火」
「授業料」
「家なき天使」
「半島の春」
「自由夫人」
「同心草」ほか
料金:一般 520円 / 高校・大学生、シニア 310円 / 小・中学生 100円

「青春の十字路」伴奏つき上映

11月28日(土)16:00上映回
<出演者>
柳下美恵

「青春の十字路」上映パフォーマンス

12月19日(土)16:00上映回
12月20日(日)13:00上映回
<出演者>
チョ・ヒボン / チョ・フィ / イム・ムンヒ

トークイベント

11月22日(日)12:30の回上映終了後
<出演者>
オ・ソンチ

11月28日(土)13:00の回上映終了後
<出演者>
チョン・ジョンファ

11月29日(日)13:00の回上映終了後
<出演者>
チョン・ジョンファ

12月5日(土)13:00の回上映終了後
<出演者>
ヤン・インシル

12月6日(日)13:00の回上映終了後
<出演者>
ヤン・インシル

12月13日(日)13:00の回上映終了後
<出演者>
水野直樹

12月17日(木)15:00の回上映終了後
<出演者>
冨田美香

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読者の反応

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みゆず @miyu_punch

1930~1950年代の韓国映画、日本の郷愁にも似たかほりが…観てみたい(*ꆤ.̫ꆤ*) https://t.co/RG53pmj2jt

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