「弱虫ペダル」TVアニメ第3期制作決定、山下大輝＆代永翼も大感激

昨日10月6日、東京・TOHOシネマズ 日本橋にて「劇場版 弱虫ペダル」の大ヒット御礼舞台挨拶が開催され、小野田坂道役の山下大輝と真波山岳役の代永翼が登壇した。

「劇場版 弱虫ペダル」は、渡辺航の同名マンガをもとにした長編アニメ。主人公の高校生、坂道が自転車競技と出会い、仲間やライバルたちとロードレースに青春を捧げていく物語だ。これまでにテレビアニメ版が第2期まで放送されており、この劇場版では全国の強豪チームが集う「熊本 火の国やまなみレース」の様子を描いている。

山下と代永は、映画の公開後に池袋の劇場まで本作を一緒に観に行ったとのこと。山下が「いろんなシーンでお互い泣きそうになりながら……」と話し始めると、代永は「（山下は）泣いてましたけどね（笑）。冒頭のシーンぐらいから」と暴露する。それを受け山下は「『ああ、走ってる』って、それだけで泣きそうになって（笑）。観てるとこみ上げてくるものがありました」と感想を語った。

放送開始から2年が経過したテレビアニメについて、山下は第1話が放送された当時を「始まる1時間前からテレビの前で待機してて。本当にソワソワしてたから（金城真護役の）安元（洋貴）さんに電話をかけようとしたんですけど、間違ってテレビ電話でかけちゃって『どうしよう！』ってなった思い出があります」と振り返る。さらに司会から「初回の放送日のことを鮮明に覚えてるんですね」と振られた山下は「覚えてます。テレビの前で『ああ、どうしよう！ 今ワン切りしちゃった』って……」と答え、「そっちですか（笑）」とツッコミを受けて笑いを起こす。

さらにイベントの後半では、会場のファンへある重大発表が。スクリーンに坂道のセリフとともに映像が流れ始め、最後に「TVアニメ第3期制作決定！」の文字が映し出されると、会場からは大きな歓声が上がった。2人はつないだ手を挙げ「やったね！」と声をそろえ、山下は「もう……もう……うれしいです！ 夢のようです」と、代永も「まだ言っちゃいけないっていう日が続いてたから、今日こうやって発表できてめちゃめちゃうれしい」と喜びをあらわにした。

最後に代永は「3期が決定して僕らとしてもすごく楽しみです。これから原作通りにいけば新キャラクターたちも登場するので、どうなるのかなっていうところもありますし、先輩とまだ別れたくないよーっていう思いもあると思うんですけど（笑）。まずは劇場版を楽しんでいただいて、第3期に備えてもらえたらうれしいです」とコメント。そして山下は、「皆さんが積み重ねてきてくれた応援も全部乗っけて走っていかなきゃいけないという思いがあるので、もっとみんなを引っ張っていけるようにがんばりたいです。これからもケイデンスを上げてついて来てくださいね！」とイベントを締めくくった。

「劇場版 弱虫ペダル」は全国の劇場にて公開中。