モンティ・パイソン×サイモン・ペッグのコメディ来春公開、関根勤も太鼓判

9月21日に東京・不忍池水上音楽堂にて行われた「Absolutely Anything（原題）」上映イベントで、同作の邦題が「ミラクル・ニール！」に決定し、2016年春に公開されることが発表された。

「ミラクル・ニール！」はイギリスのコメディグループ、モンティ・パイソンが監督・声優として再結集し、サイモン・ペッグが主演、故ロビン・ウィリアムズが主人公の愛犬の声優を務めたコメディ。地球の運命を託され全知全能の力を得た教師ニールが巻き起こす騒動を描く。

第8回したまちコメディ映画祭in台東の一環として行われた上映イベントには、関根勤、松尾貴史、須田泰成、宮沢章夫、いとうせいこうが登壇した。本作の監督テリー・ジョーンズの過去作「エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海」に出演した関根は、「船の上に僕と戸田奈津子さんだけで、あとは全員イギリス人。監督には『日本語でいい。面白い字幕を勝手に付けるから』と言われました。でも監督がずっと笑ってくれていたので緊張しないで済みました」と撮影当時のエピソードを披露。また、「ミラクル・ニール！」のペッグについては「オーバーな演技がなく、髪の薄さや見た目のすべてがちょうどいい」と述べて笑いを誘った。

なお会場では、来日がかなわなかったジョーンズとマイケル・ペイリンからのビデオメッセージも上映。ともにモンティ・パイソンのメンバーである2人が「“靴下履けない病”になってしまった」という欠席理由を明かすと、会場は爆笑で包まれた。

「ミラクル・ニール！」は、2016年春より東京・シネクイントほかで全国ロードショー。