本作は、内村が2011年に行った1人芝居「東京オリンピック生まれの男」をもとにしたエンタテインメント作品。世の中のあらゆる1等賞を獲ることに情熱を燃やす男・秋田泉一が、水泳や剣道、陸上、絵画、俳句などさまざまな1等賞に全力で挑むさまを追う。製作にあたっては、内村が原作、脚本、監督、主演の4役を担当することがわかった。なお内村が長編映画のメガホンを取るのは「ピーナッツ」「ボクたちの交換日記」に続いて3作目。
本作について内村は「舞台が元になっているんですが、それ自体、実は映画の脚本として考えていたものだったんです。だから最初から映画にしたいという思いがすごく強かったので、やっと映画化できるということで、今は、もう興奮を押さえられないです(笑)」と、映画化が決まった喜びを語る。
また若き日の秋田を演じる知念は、本作が映画初主演。知念は「いつもご一緒している内村さんの作品に出演できて、それがまさかはじめての主演作になるなんて、びっくりしたのと同時に、すごくプレッシャーも感じています。だけど、責任を持って最後まで、内村監督の表現したいことを表現できるように頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
「金メダル男」は、10月より撮影を開始。クランクアップは12月上旬を予定している。
内村光良 コメント
今回の映画は、舞台(2011年に公演された一人舞台「東京オリンピック生まれの男」)が元になっているんですが、それ自体、実は映画の脚本として考えていたものだったんです。だから最初から映画にしたいという思いがすごく強かったので、やっと映画化できるということで、今は、もう興奮を押さえられないです(笑)。僕と知念くんが演じる主人公・秋田泉一という男は一言でいうと「馬鹿な男」なんですけど、とにかく一等賞に取り憑かれて、失敗してばかりなんだけど何度でも立ち上がる、めげない、それでいて憎めない男です。とにかく、前半は、知念くんが、後半は、僕がバトンを受け取って、泉一を魅力的なキャラクターにしたいと思っています。そして、絶対面白い作品に仕上げるつもりなので、是非、劇場に足を運んで、笑ってもらえればと思います。
知念侑李の起用理由
最初、僕の若いころは誰に演じてもらおうか、ずっと見当がつかなかったんです。そんなときに、スタッフから、知念くんの名前が挙がってきて。そういえば撮影現場で、親子に見えるなんて言われていたことを思い出して、そのときにふたりでひとつの役をできるなとイメージできました。あとふたりとも卵が好きということですかね(笑)。
知念侑李 コメント
いつもご一緒している内村さんの作品に出演できて、それがまさかはじめての主演作になるなんて、びっくりしたのと同時に、すごくプレッシャーも感じています。だけど、責任を持って最後まで、内村監督の表現したいことを表現できるように頑張りたいなと思います。いつも以上に「笑い」 が多い作品で、内村さんから笑いのテクニックをいっぱい学んだり、いろんなことにも挑戦できるのでいまから撮影が凄く楽しみです。
泉一は、「一番になりたい」というその思いがずっとぶれないでいて、コミカルなんだけど、純粋に「凄いな」「かっこいいな」と思える男です。みんなにたくさん笑ってもらえる作品になるように頑張りたいと思います。是非、楽しみにしていて下さい。
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