「ここさけ」に「あの花」のキャラクター登場、ティーチインでプロデューサー語る

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「心が叫びたがってるんだ。」のティーチイン試写会が9月5日、東京の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校にて行われ、企画・プロデュースを務めた清水博之が登壇した。

「心が叫びたがってるんだ。」ティーチイン試写会の様子。(c)KOKOSAKE PROJECT

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清水博之

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「心が叫びたがってるんだ。」は、監督の長井龍雪、脚本の岡田麿里、キャラクターデザインの田中将賀が「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」に続いて集結した劇場版オリジナルアニメーション。埼玉・秩父を舞台にした青春群像劇で、ミュージカル制作を通し自身の“本当の気持ち”と向き合っていく高校生たちの機微を切り取る。

「心が叫びたがってるんだ。」ポスタービジュアル (c)KOKOSAKE PROJECT

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イベントには高校生と専門学校生、約100人が参加。テレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でチーフプロデューサーを務めた清水は「長井さんは演出力はもちろん決断力、判断力がすごいです。監督は最後ジャッジしなければいけないですが、ぶれない」と絶賛する。「黒執事」をはじめ複数の作品で関わりを持つ岡田に対しては「構成力と脚本力はもちろんのこと、やはりセリフです。セリフ回しが独特で研ぎ澄まされています。発想力もですね。今回は“玉子の妖精”が効いているなと思いました」とコメント。一方、田中の描くキャラクターに関しては「一般性があって感情移入もできます。例えばポスターなどの描き下ろしも、静止画にもかかわらず、今にも動き出しそうな躍動感があります」と言葉を重ねていく。続けて「3人が同世代で、それぞれのパートで力を発揮しながらお互いの分野でもコミュニケーションを取ることで、シナジー効果が生まれるのが一番の魅力です」と3度タッグを組むスタッフの魅力を解説する。

「心が叫びたがってるんだ。」 (c)KOKOSAKE PROJECT

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本編中に「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキャラクターが登場したことを学生に指摘された清水は、声を弾ませながら「同じ秩父を舞台に同じ時間軸で共存しているという設定なので、『あの花』ファンだったら探し出せるようなことや、登場させた人物も出てきます」と作品同士の関連性を示唆。8月31日に主題歌として発表された乃木坂46の「今、話したい誰かがいる」に対して質問が上がると、スタッフが同グループの楽曲「君の名は希望」が好きだということに触れ、「本作もミュージカルが舞台ですし、コーラスで歌う曲が最後にくるといいねと話していました。そこで、乃木坂46の持つ青春感や疾走感、歌詞が持つ切なさがいいのではと」と選出理由を明かした。

「心が叫びたがってるんだ。」は、9月19日より全国ロードショー。

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読者の反応

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SIZ @Scalpel4000

ありうるとは思ってたけど、この演出だけはやめて欲しかった
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