「みんな！エスパーだよ！」、真野恵里菜が下ネタに理解示す「そっちのほうが健全」

本日8月3日、東京・イイノホールにて「映画 みんな！エスパーだよ！」の完成披露試写会が行われ、染谷将太、池田エライザ、真野恵里菜、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵、そして監督の園子温が登壇した。

若杉公徳のマンガを原作とした「映画 みんな！エスパーだよ！」は、人の心を読む能力を持った高校生・鴨川嘉郎とエスパー仲間たちの友情と戦いを描く青春SFコメディ。

本日のイベントを欠席したメインキャストの安田顕からのメッセージビデオが流されたあと、観客の大きな拍手に迎えられてキャストらが登壇した。染谷が「この格好してると（役と自分の）どっちでしゃべればいいかわからないんですけど……楽しんでご覧になっていただけたらと思います。みんなで世界を平和にするだに！」と嘉郎風に挨拶したほか、キャストらは映画の舞台となった愛知県豊橋市の三河弁でコメント。

ここでキャストらが“撮影中にギリギリまでがんばったこと”を発表するコーナーへ。染谷はアーケード街を全力で走るシーンの撮影を挙げ、「車と並走したんですが、どんどん速度が上がるんですよ。最初は8キロくらいだったのが、20キロくらいになって」と話し、一同を驚かせる。続いて池田が「がんばって体を張りました」と言いながら嘉郎を飛び蹴りするシーンを挙げると、その場面写真を見た染谷は「俺の顔が梅干しみたいになってる……」と唖然。真野はパンチラのシーンを振り返りながら「最初は男子の下ネタに抵抗があったんですが、だんだん男の子にとってはこれが普通で、そのくらいのほうが健全なのかなって思えるようになりました」と語ると、マキタは「僕が男性を代表してお答えしましょう。はい、その通りです！」と断言。そのほかキャストたちは、マキタは「腰を振る演技のための体力づくり」、深水は「さわやかなエロに見えるための肉体づくり」、園は「脚本の1/3くらいを現場で書き換えたこと」といったエピソードを披露した。

これから作品を観る観客に向けて園は「最近の映画では珍しいくらい振り切ってエッチにしてあります。男子はこれを観てしっかり溜めて、急いで家に帰って発散してください」と話し、笑いを誘う。最後に染谷が「今までになかったような青春映画ができたと思っています。会社帰りに観たり、放課後に観たり、飲み屋の1軒目、2軒目を回って3軒目にエスパーとか、楽しみ方もいろいろあると思います」と話し、イベントを締めくくった。

「映画 みんな！エスパーだよ！」は9月4日より全国ロードショー。なお8月中旬にはdTVにて、テレビドラマ版のキャストとスタッフが再集結して制作した「みんな！エスパーだよ！」オリジナルドラマを配信予定。近日中に新たなヒロインが発表される。