「カリコレ」2016年も開催決定、バラエティに富むラインナップが魅力の映画祭

東京・新宿シネマカリテ主催の映画祭「カリテ・ファンタスティック！シネマ・コレクション（以下カリコレ）」が、2016年にも開催されることが決定した。

5月16日～6月26日にかけて行われた「カリコレ2015」は、ソフィア・コッポラの娘ジア・コッポラが監督した学園群像劇「パロアルト・ストーリー」や、巨大なサメと巨人との戦いを描く「メガ・シャークVSグレート・タイタン」ほか、新作・旧作あわせて述べ53作品（2014年度42作品）を上映。上映回数も218回（2014年度120回）となり、結果動員数1万1056名、興行成績1471万4500円を記録した。

この動員を後押ししたのはゲストの登壇やトークショー、プレゼントなどのイベント企画。クロージング作品「Mr.タスク」のキャンペーンで来日したハーレイ・ジョエル・オスメントを含む総勢83名のゲストが登壇し、本編鑑賞+αという映画祭ならではの楽しみを来場者が堪能した6週間となった。

シネマカリテの実行委員長は「今回のカリコレの成功でまた、我々ミニシアターの存在意義を再確認できた気がします。シネコンが立ち並ぶこの新宿の中でも、我々にしかできないことは山のようにたくさんあります。そしてとてもうれしいことに、今回のカリコレを楽しみに待ってくれていたお客さんがたくさんいます。我々にしかできないことを待ってくれている人たちがいる限り、その気持ちに応えていければと思っています」と述べている。

なお「カリコレ2016」の詳細は、今後改めて発表される。