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阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演、馬も殺陣もない“金貸し”時代劇

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左から妻夫木聡、阿部サダヲ、瑛太。

左から妻夫木聡、阿部サダヲ、瑛太。

阿部サダヲ瑛太妻夫木聡が、「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」を手がけた中村義洋の最新作「殿、利息でござる!」に出演することが明らかになった。

「殿、利息でござる!」は、「武士の家計簿」の原作者・磯田道史の近著「無私の日本人」に収められた一編「穀田屋十三郎」を原作とした時代劇。江戸中期の実話をもとに、年貢の取り立てや労役で苦しむ宿場町を立て直すため立ち上がった男、穀田屋十三郎(こくたやじゅうざぶろう)の姿を描く。彼が実行することになったのは、藩に大金を貸し付け、巻き上げた利息を住民に配るという、明るみに出たら打ち首確実の危険な作戦。水面下で計画を進めるために「この行いを末代まで決して自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課す彼の姿勢を通して、自分の欲を捨て他人のために尽力する「無私の精神」という日本人の精髄に迫る。

造り酒屋を営むかたわら、町の行く末を憂う主人公の十三郎を、時代劇初主演となる阿部が演じる。そしてそんな十三郎を助ける知恵者の菅原屋篤平治(すがわらやとくへいじ)役を瑛太が、十三郎の弟である浅野屋甚内(あさのやじんない)役を妻夫木が務める。

この発表に際し、監督とキャストからコメントが到着。阿部は「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)、そういうのが全くないのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と心境を明かしている。

「殿、利息でござる!」は2016年初夏に全国公開される。

阿部サダヲ コメント

時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)
そういうのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。
自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇を初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!

瑛太 コメント

中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、
しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを
出来る事はとても幸せです。
清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります。

妻夫木聡 コメント

ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。
今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。
一日一日を楽しみたいと思います。

中村義洋監督 コメント

実話です。原作者の磯田さんは記録となった古文書を読んで泣いたといいます。僕も泣きました。町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は「人に話すな」。こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか……自分でも恥ずかしいほど一途な思いで脚本を書き、その思いに応えるように、ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていたサダヲさん、瑛太くん、妻夫木くんら、頼もしいキャストの方々が集まってくれました。とはいえ、そこはエンターテインメント。武士より武士らしかった百姓たちと、私欲や保身しか頭にない武士の対決です。なんだ、今の日本と(うちの職場と)ちっとも変わらないじゃないか、なんて思いながら観て頂けたら嬉しいです。

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