新スパイダーマンのトム・ホランド、「オン・ザ・ハイウェイ」アフレコで熱演

「スパイダーマン」の新シリーズで主演に抜擢されたことが先日発表され、一躍注目を集めている英国俳優トム・ホランド。彼の出演作「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のアフレコ風景を収めた写真が公開された。

本作は「イースタン・プロミス」の脚本家スティーヴン・ナイトがメガホンを取り、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が大ヒット中のトム・ハーディが主演を務めたサスペンス。突然かかってきた1本の電話をきっかけに、人生をかけた選択をするためイングランド北部からロンドンへと車を走らせる主人公アイヴァン・ロックの姿を追う。なお物語上の時間経過は上映時間と同じ86分で、すべてがリアルタイムに進行していく。

ホランドが演じるのは、アイヴァンの息子エディ。電話越しにサッカーに関する会話を交わし盛り上がるなど、トラブル続きのアイヴァンにとって、エディの存在は一服の清涼剤としての働きを持つ。しかしながら同時に、エディの純真さに触れることにより、アイヴァンは自らの犯した過ちの深刻さに気付かされる。

公開された写真では、本編には声のみの出演にもかかわらず、時折腕を振り上げながら熱演するホランドの様子が切り取られている。10代後半の青年らしいあどけなさの残る表情をのぞかせながらも、真剣な面持ちで役に向き合う姿は必見だ。

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」は、本日6月27日よりロードショー。