来日中の「インサイド・ヘッド」監督コンビ、若きYouTuberたちを激励

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ディズニー / ピクサー最新作「インサイド・ヘッド」のプレゼンテーションが6月26日、東京・YouTube Space Tokyoにて行われ、監督を務めたピート・ドクターと共同監督のロニー・デル・カルメンが登壇した。

「インサイド・ヘッド」プレゼンテーションにて、左からピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン。

「インサイド・ヘッド」プレゼンテーションにて、左からピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン。

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「インサイド・ヘッド」プレゼンテーション中の様子。左からピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン。

「インサイド・ヘッド」プレゼンテーション中の様子。左からピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン。[拡大]

本作は「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」に続き、ドクターが手がけた長編映画3作目となるファンタジー。11歳の少女ライリーが持つ5つの感情たちが、彼女の幸せを守るため頭の中で冒険を繰り広げていく。

「インサイド・ヘッド」(c)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

「インサイド・ヘッド」(c)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.[拡大]

ドクターによると、感情にはそれぞれの役割があるという。「ビビリ」がいることで人は危険を察知することができ、「イカリ」はすべてが公平になるために重要なもの。「ムカムカ」は毒されないように自分を守ってくれ、「ヨロコビ」は存在するだけで明るくなる。ネガティブに思われがちな「カナシミ」については「映画で明らかになるから、お楽しみに」と笑ってみせた。

「インサイド・ヘッド」プレゼンテーションに登壇した、監督のピート・ドクター。

「インサイド・ヘッド」プレゼンテーションに登壇した、監督のピート・ドクター。[拡大]

また、ドクターは本作が大きな挑戦であったと語る。「誰もが知っている、でも誰1人見たことはない頭の中の世界を描くのはとても勇気が必要だった」と明かし、5年の歳月を要した制作の過程を丁寧に説明。合間には彼らがピクサーに入社した当時のドローイングや、食事中に思いついたアイデアがぎっしりと書かれた紙ナプキンなど秘蔵写真が続々とスクリーンに映し出され、会場に集まったファンは大いに沸いた。

質疑応答のコーナーへ移ると、質問者には子供の姿も。「8歳に戻れたら何がしたいですか?」の問いに、2人は「いい質問だね」と目尻を下げ、カルメンは「ピクサーのような会社にいても、歳を取ってくるとだんだん笑うことが少なくなる。だから笑う心を取り戻したいな」と優しく語りかける。

この日会場に集められたのは、日本で活躍するYouTuberたち。若き映像クリエイターたちに、カルメンは大事なのは3つだけと前置きして「ものを作ること、完成させること、そして人に見せること」とシンプルなアドバイスを送り、ドクターは「映画監督は才能が必要な職業だと思っていた。でも重要なのは、ひたすら練習を重ねること。そうすれば思い描いたアイデアがもっと人に伝わるようになるよ」と激励した。

「インサイド・ヘッド」は7月18日より全国ロードショー。

※動画は現在非公開です。

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