ハーレイ・ジョエル・オスメント、ふっくらと成長した姿見せ「Mr.タスク」をPR

本日6月26日、「Mr.タスク」ジャパンプレミアおよび舞台挨拶が東京・新宿シネマカリテにて行われ、オタク青年のテディを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントが登壇した。

「Mr.タスク」は、「クラークス」「チェイシング・エイミー」のケヴィン・スミスがメガホンを取った“セイウチホラーエンタテインメント”。風変わりな老人が抱いた夢の犠牲となり、“セイウチ人間”に改造されてしまった男ウォレスの悲劇を描く。主演をジャスティン・ロングが務め、そのほかのキャストにはジョニー・デップや彼の実娘リリー・ローズ・デップらが名を連ねている。

本作のPRのため、11年ぶりに来日を果たしたオスメント。「シックス・センス」「A.I.」で一世を風靡した子役時代の面影を感じさせない彼の成長ぶりは、かねてからインターネット上などで話題を呼んでいた。いざオスメントが姿を現わすと、観客からは驚きと喜びの混じった歓声が。

開口一番に日本語で挨拶を行い、観客を喜ばせたオスメント。“セイウチ人間”を目にするシーンの思い出について司会者が尋ねると、「ロケ地はノースカロライナの打ち捨てられたような場所でした。セイウチの首が転がっていてもなんの違和感を抱かないようなところで……」と、時折笑いを交えながら撮影時のエピソードを披露した。

さらに、ジョニー・デップと共演した感想を聞かれると、オスメントは「ジョニーの大ファンだったので、共に仕事ができると知ったときはうれしかったです。間近で彼の演技や肉体の動かし方を見ることができたのは、教育的な価値があったと思います」と、顔をほころばせながら語る。

「今後演じてみたい動物は？」と観客から質問が飛ぶと、思わず吹き出してしまうオスメント。そして「動物について勉強をしていたことがあります」と俳優以外の活動について明かしながら「飛ぶ力があるといいなと思うので、鳥にしようかな」と答える。さらにニューヨークの水族館にいるセイウチは口笛を吹くのだと、セイウチに関するローカルな情報を得意げな表情で観客に伝授した。

明日は終日休みだというオスメント。日本では散歩をしたり相撲を観たり、市場の競りを見学しに行きたいと目を輝かせながら述べた。

「Mr.タスク」は7月18日よりロードショー。

※記事初出時より写真を追加しました。