学生時代にタイムスリップ、中年女性が2度目の青春過ごすフレンチコメディ

第38回セザール賞最多ノミネート作「カミーユ、恋はふたたび」が、10月下旬より日本公開される。

監督、主演を務めたのは、アルノー・デプレシャンの監督作「魂を救え！」で共同脚本に名を連ねた女流監督ノエミ・ルヴォウスキー。そのほかキャストには「グランド・ブダペスト・ホテル」のマチュー・アマルリック、「大人は判ってくれない」で鮮烈なデビューを果たしたジャン＝ピエール・レオ、「セラフィーヌの庭」のヨランド・モローといったフランスを代表する俳優たちの名が並び、「アメリ」「イヴ・サンローラン」にも参加したマデリーン・フォンテーヌが衣装を担当している。

主人公は、人生の折り返し地点を迎えるパリ在住のカミーユ。25年連れ添った夫は若い女に走り、どん底のカミーユは心機一転パーティへ行くことに。酔っ払って転倒した彼女はそのままの外見で学生時代にタイムスリップ。両親や友人たちと2度目の青春を幸せに過ごすカミーユだったが、ついに若き日の夫と出会う日が訪れる。

「カミーユ、恋はふたたび」は10月下旬より、東京・新宿シネマカリテほかで全国順次ロードショー。