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ヴェネツィア映画祭がバックアップする映像作家、長谷井宏紀の監督作が釜山へ

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映像作家、写真家の長谷井宏紀による初長編監督作「BLANKA(ブランカ)」が、10月に行われる釜山国際映画祭で上映されることになった。

UAのミュージックビデオや、浅野忠信の主演作「モンゴル」、ドラマ「ロング・グッドバイ」のスチールなどを手がけ、世界を旅しながら作品を生み出してきた長谷井。昨年、世界中から新人映画監督を発掘するプロジェクト「ヴェネツィア国際映画祭カレッジシネマ部門」に日本人として初めて選出され、支給された制作費をもとに今年4月から撮影を続けていた。

「BLANKA」はフィリピン・マニラの路上で生きる子供たちの姿を切り取ったロードムービーで、長谷井が脚本も担当している。5月11日にマニラ市内でクランクアップを迎えた長谷井は、「映画には国境はありません。そこには人々の暮らしと愛があります。それを感じたくて、この映画を撮影しました」と制作の動機を語った。

本作は9月にヴェネツィア国際映画祭でお披露目された後、10月に釜山国際映画祭で上映。日本での公開は現在未定となっている。

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