“がむしゃら”に戦う安川惡斗&ろくでなし子、監督が見た2人の共通点

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本日4月29日、東京のシアター・イメージフォーラムにて「がむしゃら」のトークイベント付き上映が行われ、女子プロレスラーの安川惡斗と監督の高原秀和、そしてマンガ家のろくでなし子が登壇した。

左から安川惡斗、ろくでなし子。

左から安川惡斗、ろくでなし子。

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「がむしゃら」上映後トークの様子。

「がむしゃら」上映後トークの様子。[拡大]

「がむしゃら」は、女優からプロレスラーへ転身を遂げた安川が自らの壮絶な半生を語ったドキュメンタリー。中学生時代にレイプ被害や自殺未遂を経験し、現在はバセドー病などの病と闘いながらもヒールレスラーとして懸命に生きる姿が描かれている。

このイベントでは、チャンピオン世IV虎との凄惨な試合の末に顔面が変形するほどの大けがを負った安川、そして自らの性器を模した芸術表現からわいせつ罪などで起訴されたろくでなし子という、世間を騒がせた2人が初めて顔を合わせることとなった。

安川惡斗

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ろくでなし子は「愛川ゆず季さんの引退のシーンでは観ながら泣いてしまいました。“どうして女性がプロレスをやるんだろう”って不思議に思ったんですが、ほかの人にはわからないけど本人は楽しんでいるという意味では私の活動と同じ」と共感を示す。

「裁判の記録を取ってほしい」と頼まれたことをきっかけにろくでなし子と知り合い、現在撮影を開始しているという高原は、安川とろくでなし子、2人を知る立場から「2人とも正直でまっすぐで、あと不器用。その前を向いて戦う姿勢は俺には到底真似できない」と話した。

ろくでなし子

ろくでなし子[拡大]

ろくでなし子の騒動をテレビで知ったと話し、「私なんかよりもひどいバッシングの中戦っていて……」と尊敬の眼差しを送る安川。それを受けたろくでなし子は「今、国からバッシング来てますからね!」と明るく言ってみせ、「この映画を観て裁判への士気が高まりました!」と強い決意を感じさせる。“誰かの心の1ピースになればいい”、“人と対話するきっかけになればいい”と思いながら本作を撮ったという監督も「まさか、この作品がろくでなし子に届くとは」と驚きを見せた。

「がむしゃら」はシアター・イメージフォーラムにて公開中。

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ろくでなし子(自分のまんこで前科一犯) @6d745

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(´-`).。oO(この映画、”国からバッシングされてる”わたしですら元気になれたので、GWにお時間あったら是非観てほしい(^o^)/

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