気鋭の映画監督と注目の音楽家がセッション、三宅唱監督「THE COCKPIT」

村上淳主演の「Playback」で監督を務めた三宅唱による劇場公開第2作「THE COCKPIT」が、5月30日より公開される。

2010年に自主制作した「やくたたず」が村上の目に留まり、彼のプロデュースにより2012年に商業デビューを果たした三宅。以降も、大橋トリオのCDに付属された短編「TREEHOUSE」や、iPhoneのカメラ機能のみを使用して日々を記録したドキュメンタリー「無言日記/201466」など多彩な作品を発表している。

「THE COCKPIT」は、ヒップホップの楽曲が生まれる過程を追ったドキュメンタリー。予告編では、SIMI LABのMC兼トラックメーカーのOMSBと、ファッションシーンでも注目を集めるTHE OTOGIBANASHI'SのBimらが小さなマンションの一室でサンプラーやターンテーブル、マイクなどと楽しげに向き合う姿が確認できる。また劇中で制作された楽曲「Curve Death Match」は本作の中でしか聞けない貴重な楽曲だ。

「『何かを共に作ること』という、普遍的でシンプルな、最高の喜びを彼らは思い出させてくれる。彼らのような存在こそが、『いま』の時代におけるリアルなヒーローだと思う」とミュージシャンたちを絶賛している三宅。新鋭の監督と注目のミュージシャンが作り上げた本作「THE COCKPIT」は、5月30日より渋谷ユーロスペースにて公開される。