機動警察パトレイバー 劇場版

キドウケイサツパトレイバーゲキジョウバン

上映時間:120分 / 製作:1989年(日本)

解説 ヒットしたオリジナル・ビデオ・シリーズをもとに、製作された劇場用長編バージョン。奇才・押井守を中心に、若手クリエイター集団・ヘッドギアがメンバー個々の才能をいかして、現代の黙示録ともいうべき近未来SFを作り上げている。ここに描かれているのは都市としてのアイデンティティーを喪失したまま増殖し続ける、“東京“の空虚な姿であり、その空虚の間を縫うようにして進むドラマは、どこか醒めたゲームの様相をおびているのだ。またそう解釈できる一方で、推理サスペンス仕立てのロボット・アクションとしても楽しめるところに、この作品の魅力がある。21世紀を目前に控えた東京で、人型作業機械・通称“レイバー“を駆使した東京湾改造計画、バビロン・プロジェクトが進められていた。そのころレイバーの暴走事件が相次ぎ、それがレイバーを動かす最新プログラムによるものとつきとめた警視庁特車二課の篠原遊馬は、プログラムの真の目的が、東京中のレイバーの暴走にあることを知る……。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:押井守
原作:ゆうきまさみ
音楽:川井憲次

キャスト

泉野明:冨永みーな
篠原遊馬:古川登志夫
後藤喜一:大林隆介
南雲しのぶ:榊原良子
太田功:池水通洋
進士幹泰:二又一成
山崎ひろみ:郷里大輔
井上瑶
シバシゲオ:千葉繁
榊清太郎:阪脩