小津安二郎

オヅヤスジロウ

1923年、松竹蒲田撮影所に入社。撮影助手から助監督を経て、監督に。アメリカ映画のモダニズムを取り入れる一方、“喜八もの”のような下町情緒あふれる作品を作り出した。ローアングルの正面から撮る小津スタイルが特徴。小市民や中産階級の悲哀、親子の触れ合いを描く一連の“小津映画”は、世界的に影響を与えている。