コミックナタリー Power Push - ITAN

作家の妄想力をとことん引き出すマンガ誌が始動! Twitterを用いた公開編集会議に参加すべし

ネット投票で誌名を決定するという前代未聞の試みで、マンガファンの度肝を抜いた新雑誌をご存じだろうか。講談社が「作家の妄想力を引き出す」をテーマに創刊した、ITANだ。誌名公募の他にもpixivで募集した新人を表紙に起用するなど、新しいチャレンジを多く取り入れた誌面づくりに果敢に取り組んでいる。

コミックナタリーでは、その誌面の魅力を徹底紹介。また読者を「外部編集者」と位置づけて、Twitterを用いた公開編集会議を開催する。寄せられた意見は次号以降のITANの誌面に反映されるので、率直な意見を編集部にぶつけてみてほしい。

ITAN編集部の3大ポリシー:(1)新人発掘を何よりも追求。 (2)妄想力こそマンガの源泉。 (3)誌面づくりに読者を巻き込む。

(1) 新人発掘を何よりも追求。

勢い余ってpixivと共同で新人賞を開催するほど、新人発掘に貪欲なITAN。マンガ界の未来を担う人材を探すべく設立した「スーパーキャラクターコミック大賞」は、投稿総数849通と多くの応募を集め、マンガ部門で大賞を受賞した田中相と千代多みく郎はITANでデビューを飾った。また零号の表紙と裏表紙には、イラスト部門大賞受賞者をそれぞれ起用している。

田中相「まばたきはそれから」 千代多みく郎「へびつかいのそら」
まるごとWEB公開中 →読む  

(2) 妄想力こそマンガの源泉。

編集部から作家への要望は、「思う存分妄想しちゃってください!!」。この掛け声に応じた作家を、少女誌・青年誌・BLなど多様なシーンからラインナップ。特集テーマ「ヴァンパイア」を筆頭に、SF、和風、ギャグなどバラエティ豊かな作品が集まった。

零号の特集テーマは「ヴァンパイア」

「真空融接」で知られるびっけは高校のサマースクールを舞台にしたホラー、ウィングス(新書館)などで活躍する吟鳥子は本格ファンタジー、別冊花とゆめ(白泉社)で「らせつの花」を連載中の潮見知佳はバトルものと、それぞれの解釈で「ヴァンパイア」を表現する。

びっけ「赤の世界」 吟鳥子「nagi」 潮見知佳「七つのくるり」
高校のサマースクールで生徒が次々に錯乱。この騒動に、1人の少年が立ち向かう……。 「鉄の国」で“吸血姫の結婚”を交わした男女が帰郷して……。 鬼と化した人間の魂を救うには、“七つのくるり”を断ち切ることが必要で……。
会田薫「梅鴬撩乱―長州幕末狂騒曲―」

すみからすみまで妄想充満の作品群

BL界のホープ、阿仁谷ユイジは「テンペスト」でSFに挑戦。鈴木有布子が町を守る妖精を描くファンタジー「星河万山霊草紙」、会田薫が幕末の革命家のロックな生き様を描く「梅鴬撩乱―長州幕末狂騒曲―」など、まさに様々なジャンルの「妄想」が勢揃いしている。このほかツナミノユウや雲田はるこなど、多様なバックグラウンドを持つ作家陣が名を連ねた。

阿仁谷ユイジ「テンペスト」 鈴木有布子「星河万山霊草紙」 ツナミノユウ「隠慎一郎の電気的青春」

(3) 誌面づくりに読者を巻き込む。

ITAN編集部の「読者の声をもっと誌面に多く取り入れたい!」という要望に応え、コミックナタリーでは公開編集会議を開催します! Twitterのハッシュタグを使って、誰でも気軽に編集部にモノ申すチャンス。あなたの参加をお待ちしています。

公開編集会議への参加はこちら!
次の公開編集会議は
2010年4月9日(金)
21:00~22:00

※公開編集会議は終了しました。

議題

ITANのキャッチコピー大募集!

編集会議への参加はこちら!

想像系新雑誌「ITAN」零号 / 2010年3月25日発売 980円(税込) / A5判/KCDX/講談社/年4回季刊発行

  • 「ITAN」零号
  • Amazon.co.jp

講談社が「作家の想像の中にある最高の物語を、ジャンルを問わず提供するマンガ誌」をモットーに始動させる新雑誌。「真空融接」のびっけが挑戦するヴァンパイアホラー、BL界の鬼才・阿仁谷ユイジが遺伝子をテーマに描くSF、吟鳥子の本格ファンタジー、「らせつの花」の潮見知佳が描く和風バトルなど、「思う存分妄想しちゃってください!!」という編集部のラブコールに応じた人気作家の新境地が勢揃い。

零号ラインナップ

びっけ「赤の世界」/吟鳥子「nagi」/潮見知佳「七つのくるり」/会田薫「梅鴬撩乱―長州幕末狂騒曲―」/雲田はるこ「昭和元禄落語心中」/阿仁谷ユイジ「テンペスト」/鈴木有布子「星河万山霊草紙」/南国ばなな「福耳☆美ブラザーズ」/イシノアヤ「伊坂家男子s」/ツナミノユウ「隠慎一郎の電気的青春」/及川亜子「the Last Walkers」/田中相「まばたきはそれから」/千代多みく郎「へびつかいのそら」